おっとりとした話し方で、ふんわり温かな雰囲気の歌仙だが、娘、家族を守るという強い気持ちは哲雄と同じ。
最初に延人の遺体を見たときもすぐに山中に埋めようと提案し、自宅にやってきた恭一に哲雄には内緒で下剤を飲ませるなど、大胆な行動を見せてきた。そんななかで今回は、マンション屋上から降りるというアクション作品に出てくるようなこともこなしつつ、暗証番号を推測する記憶力も発揮した。
哲雄が冷静に恭一のすきを作り出したのもさすがだ。だが、哲雄が前回ラストで、恭一に自分が「勝てた」のは1人ではなかったからだと振り返ったとおり、夫婦で勝ちを呼び込んだのだ。
「歌仙さんのこのシーン楽しみにしてたのよ」と原作ファンも喜ぶなか、「歌仙さん有能すぎる」「歌仙さんの度胸と能力の高さに助けられたね」「一家に一人歌仙さんほしいくらい」「何気にすごいことするよな」「アクティブすぎる」といった声が続々と上がった。
だが、物語はまだ終わらない。ラストでは、恭一の密告で哲雄が再びピンチに。最大ともいえる“敵”との戦いが待っている。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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