――お二人の共演は今回が初めてになりますが、互いの印象や感じたことなどを教えてください。
高橋:涼真さんとの共演は、本当に最高でした。初めてご一緒したのはホン読み(台本の読み合わせ)の場でしたが、そのときにされた涼真さんのあいさつに、この作品への熱量や愛、思いがすごく詰まっていて、「僕が先頭を走るので、ついてきてください」と言われた気がしました。現場では、お互いに提案し合うことが多かったのですが、そこでも導いてくださって、懐の大きい先輩でした。
竹内:僕が思う文哉くんは、ものすごく男っぽい人。僕の周りにも「文哉くん、カッコいい!」と言っている人がたくさんいますが、作品から受ける印象って、思っている以上に強烈なんですよね。だから、繊細でスマートなイメージがあるかもしれないけど、皆さんが思っている以上に文哉くんはすごく“漢”です! 彼が30代になったときにどんな男になっているか今から楽しみです(笑)。
――最後に本作での見どころや注目して欲しい部分などを教えてください。
高橋:大和が響とぶつかるシーンもあるのですが、そこはリハーサルから本気でいかせていただきました。そうすると、どんどんボルテージが上がっていって、お互いの熱量がぶつかり合うのを感じました。あれは涼真さんとだからこそ生まれたものだと思います。
竹内:文哉くんが全力できてくれたからこそ生まれたシーンがたくさんあります。文哉くんの熱さに僕自身も響としての熱さを取り戻していくような感覚がありました。自分なりに試行錯誤し、修正や改良を重ねていったのが“きみセカ”シリーズです。そのファイナルである映画が一番面白いものになっていると思います。
◆取材・文=馬場英美
撮影=下田直樹
スタイリスト=徳永貴士(SOT)(竹内)、Shinya Tokita(高橋)
ヘア&メーク=佐藤友勝(竹内)、池上豪(NICOLASHKA)(高橋)
撮影協力=バックグラウンズファクトリー
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