告白シーンより前、夜々と紅葉が居酒屋で飲んでいたとき、居合わせた紅葉のバイト先の同僚が2人のことを恋人だと決めてかかり、さらに「佐藤さんと付き合ってて楽しいですか」と言われたことで夜々は憤慨。「知らないやつのこと知ったように言うな」と突っかかり、揚げ句に「バ~カ、バ~カ」と何度も言った。
いても立ってもいられなくなり、ぶちまけてしまった夜々がかわいかったし、友だちである紅葉を守る正義感という強さも垣間見れた。
そんな2人は本当にいい友情を築いており、「今度死にたくなったら死ぬ前に電話するから絶対出て」と言う紅葉に「わかった、私もそうする」と夜々が答えていた。今回の告白で、早々にその機会がやってきてしまった夜々は、紅葉に「失恋した。なぐさめて」と電話を。
ちょうど紅葉も思いを寄せていたゆくえにはっきり線引きされたところで「余裕ない」というときだったが、電話したことで夜々は「大丈夫になった」と前に進もうとするのだった。
夜々のかわいさや切なさが詰まっていた第10話。タイトルが一時世界&日本のトレンド1位になる反響のなか、SNSには「よく頑張ったね、夜々ちゃん」「夜々ちゃんの涙にもらい泣き」「バーカバーカが最高だった」「今日の夜々ちゃんかわいかった」などの声が寄せられた。
次回、12月21日(木)の放送が最終回に。10話冒頭、椿の弟・楓(一ノ瀬颯)がふと放った「好きな花だけ集めたからって、いい花束にはならないんだよ」と言葉も気になるところだが、ラストでゆくえの提案がきっかけで、椿が引っ越す前に椿の家で“住む”ことを決めた4人。その“友情”はどんな結末を迎えるのか、期待して待ちたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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