俳優の寺田心が12月15日、映画『屋根裏のラジャー』初日舞台あいさつに鈴木梨央、安藤サクラ、仲里依紗、山田孝之、寺尾聰、イッセー尾形、百瀬義行監督、西村義明プロデューサーと共に出席。仲のカラフルなドレス姿にほれぼれする場面があった。
本作は、スタジオポノック長編最新作。イギリスの詩人・作家のA.Fハロルドによる感動作「The Imaginary」を原作とし、想像から生まれた誰にも見えない少年・ラジャーを主人公に、イマジナリーフレンドたちによる現実と想像が交錯する世界で繰り広げられる大冒険を描く。
ラジャーの声を担当した寺田は「自分にも昔イマジナリがいて、その子のことをイマジナリと呼ぶことを僕は知らなかったから、イマジナリというものにすごく興味を持ちました」と回顧。「今日というこの日を迎えることができてほっとしたという気持ちもありますし、でもこれからがスタートなんだという。この映画に携わることができてすごくうれしいです」と口にし「この映画を世の中のみなさんにお届けできてすごくうれしく思います」と公開の喜びをかみしめた。
ブルーやピンク、オレンジなどの色味が入ったカラフルなドレスで登場した仲は「今日で一旦このプロモーションが終わると思うと、すごく寂しい気持ちもあります。だから今日は一番衣装に色を入れてみました」とにっこり。「(役が)イマジナリ側のチームリーダーだから、今日はそういうイメージで。たぶん入ってない色ないですね(笑)」とほほ笑んだ。
寺田は仲のドレスを見て「毎回本当にすごくおきれいなお洋服を着ていらっしゃっていて。今日もすごくおきれいで、仲さんにすごく似合っております」とほれぼれ。仲は「すみません、ありがとうございます、もう本当に…」と恐縮していた。
◆取材・文＝山田果奈映