12月16日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ※Huluでも配信)では、King & Princeの高橋海人が、ご当地食材で炊き込みご飯を作る「高橋海人の炊飯器の旅」が放送され、独創的な炊き込みご飯に永瀬廉が唸る一幕があった。
茨城・笠間を訪れた高橋が炊飯器をリュックのように背負って街を歩くと、地元の商店で働く店員たちも歓迎ムード。さまざまな食材を格安で譲ってもらい、1品目の調理に取り掛かった。
高橋は「今回はいままでなかったスウィーティーな炊き込みごはんを目指してやっています」と語り、レンコンにサツマイモ、カボチャなどをカットして炊飯器へ。「甘くてホクホク炊き込みご飯~モンブランソースがけ~」と炊き込みご飯のテーマを発表すると、スタジオでは永瀬らが「大丈夫かな~」と不安そうにこぼしていた。
続いて、ゆでた栗に牛乳、砂糖、バターを加えて混ぜ、濾してペースト状に。炊き上がったご飯に栗のペーストをトッピングしてモンブランのように仕上げる。題して「秋野菜の炊き込みごはん~モンブランソースがけ~」が完成した。
高橋は「これはだいぶおもしろい!栗のやさしい甘みと鼻に抜ける和みたいなものが、和菓子的なおいしさがある」と語り、「でもこれ、食レポむずいかも。新しいから例えるものがない」とスタジオでの反応を案じていた。
続いて、2品目の食材を求めて再び街に出た高橋。笠間焼を扱う店が全長2kmにわたって並ぶギャラリーロードを訪れた。作品を最も多く扱うきらら館を訪れた高橋は、岡部雄一館長のナビゲートで笠間焼作家の竹内さん親子と対面した。
高橋は「もしよかったら冷蔵庫をのぞかせていただけたら」とするりと交渉すると、竹内さんが「冷蔵庫ごと」と冗談交じりに快諾。ここで“サンキュープライス”をさりげなく提示し、食材をゲットした。
その後も順調に食材を調達し、岡部館長に食材を見せると「スタミナラーメンの具材が作れるかも」と茨城県のソウルフード・スタミナラーメンからヒントをもらう。高橋はひらめいた様子で、岡部館長とハイタッチしていた。
大きめにカットしたニンジン、豚バラ肉などを炊飯器に入れ、甘辛醤油あん作りへ。炊き上がったご飯に甘辛醬油あんをかけ、「スタミナラーメン風炊き込みごはん~ナムルを添えて~」が完成した。
高橋は一口食べるなり、目を輝かせて右手を上にあげながらおいしさを表現。そして「優勝!マジでうまい!みんなすぐ食べた方がいい」と興奮した様子で語り、「マジで過去イチ!」と太鼓判をおした。
スタジオでもスタミナラーメン風炊き込みごはんに称賛の声があがり、永瀬は口いっぱいの頬張り「ん~まっ!」とのけぞったほど。一方、秋野菜の炊き込みごはんにはいまひとつの反応。高橋は「永瀬くん!」と呼びかけると、永瀬は再びスタミナごはんの方に戻っていた。
永瀬は「ちょいおもろぐらいやった」と冗談交じりでコメントすると、高橋は「あ、結構シンプルダメ出しか(笑)」と永瀬と高橋の“れんかい”のやりとりでも笑いを誘っていた。
高橋は、初めて訪れた場所で炊き込みご飯の材料を仕入れるのだが、地元の人たちとのやりとりを通して高橋の魅力が感じられるのも見どころの一つ。
King & Princeのメンバーという知名度はもちろんだが、そこへ高橋の人懐っこさが人々を引きつけていた。牛乳とバターと求めて素直に人を頼ったり、スタミナラーメンからアイデアをもらったときには高橋が自らハイタッチを誘う一幕も。アイドルとはいえ、距離を感じさせないフランクな姿勢が高橋流。高橋のコミュニケーション力が光る放送回だった。
高橋はこれまで大胆な発想で炊き込みご飯を作ってきた。料理を通して冒険をするかのような姿に、料理の自由さや面白さを改めて認識した視聴者もいるのではないだろうか。今後、どんなオリジナル炊き込みご飯が登場するのか期待が高まる。
◆執筆・構成=ザテレビジョン編集部バラエティー班
※高橋海人の高は正しくは「はしご高」
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