趣里がヒロインを務める連続テレビ小説「ブギウギ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第11週「ワテより十も下や」(12月11~15日)では、スズ子(趣里)がファンの青年・村山愛助(水上恒司)と急速に関係を深めていく様子が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などの名曲で知られる戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルにしたオリジナル作品。戦後の人々に生きる活力を与えた歌手・福来スズ子の波瀾万丈の人生の物語だ。
第11週では、スズ子の大ファンだという大学生・村山愛助が登場した。
愛知の公演で「このボン、福来さんのファンなんだわぁ」と紹介され、楽屋に顔を見せたのが初対面。「ホンマに、ずっとファンでした」と、スズ子の前でスズ子の魅力を熱く語る愛助。やがて芸人を多数抱える「村山興業」の御曹司だとわかるが、それでも態度を変えないスズ子に愛助はかえって好意を抱いた様子。一方スズ子の中でも、真っすぐな瞳で“いつか世界中の人を笑かしたい”という夢やスズ子への想いを語る愛助の存在が次第に大きくなっていった。
2人だけで会うことが増え、2人の仲も進展した。村山興業東京支社長の坂口(黒田有)が怒鳴り込んできて楽団のマネージャー・五木(村上新悟)が気をもむなど周囲が騒がしくなる中、ついに第54回(12月14日放送)で愛助がスズ子に「僕と、恋…恋人になってください!歳の差なんか関係あらへん。僕は、福来さんのことが好きです!」と思いの丈を告白。「ちょっと考えさせて」と答えたスズ子は悩んだ末、後日あらためて愛助の下宿へ向かった――。
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