【漫画】ゲーセンで働く女性店員が、ナンパする不良を“ある方法”で撃退…意外な一面に「この子には逆らっちゃいけねぇ…」の声

2023/12/25 09:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

不良を一瞬で黙らせる女性店員を描いた『ゲーセンに不良が来た話』が話題画像提供/安原宏和さん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、“不良を一瞬で黙らせる女性店員”を描いた漫画『ゲーセンに不良が来た話』をピックアップ。

作者である漫画家の安原宏和さんが、2023月12月11日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、7600件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では安原宏和さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

望月さんの意外な一面に不良たちも戦々恐々

『ゲーセンに不良が来た話』(5/10)画像提供/安原宏和さん


本作は、ゲーセンで働く男性店員に想いを寄せる外国人の少女が、ゲームや交換日記などを通して徐々に心を通わせていく漫画『ゲーセン少女と異文化交流』(KADOKAWA)の1エピソード。

今回の物語は、ガラの悪そうな不良2人組がゲーセンに置いてあるパンチングマシンに対して「このマシンの調子がおかしいんだけどォ!?」とクレームをつけてきたことから始まる。これに対応したのが、最近入ってきたバイトの望月さん。ゲームに関する豊富な知識や丁寧な対応、そして柔らかい物腰で癒し系な雰囲気の彼女は、不良たちに「おかしいというのは具体的にどのような…」と尋ねる。

すると、強い口調で食い気味に「スコアが上手く計測されねぇんだよォ!」と詰め寄る不良たち。それを聞いた望月さんが誠実な態度で謝ったところ、彼女のかわいらしい様子に不良たちは顔を赤らめ、「バイト終わった後は時間あるのか…!?」と突然ナンパをし始めるのだった。

そんな彼らをよそに、マシンのチェックを終えた望月さんは「どうやら固定してたネジが緩んでたみたいです!それで衝撃が流れちゃってたんですね~」と返答。見事にナンパをスルーされた不良は思わず戸惑うものの、「それよりこの後…」としつこく誘ってくる。

しかし望月さんは相変わらずマイペースな様子で「ちょっと試しに一回プレイしてみますね~」と言い、コインを投入。そして次の瞬間、スパァ!と強烈な音を立てて、キレのあるパンチを繰り出し、ニューレコードをたたき出した。

その後、「ちゃんと直ったみたいです!大変ご迷惑おかけしました!」と再び笑顔に戻る望月さんだったが、彼女のすさまじいパンチ力を目の当たりにした不良たちは顔面蒼白の状態に…。結果、不良たちを一瞬で黙らせ、この1件で望月さんのファンもさらに増えたのだった――。

本作を読んだ人たちからは、「望月さんかっこいい!」「強いお姉さん素敵」「パンチのやり方をぜひ教わりたい(笑)」「望月さんみたいな店員がいたら通うわ」と、望月さんを称賛するコメントが続出。

そのほかにも、「スカッとする話で面白かった」「この子には逆らっちゃいけねぇ…」「美しい芸術作品」などのコメントが寄せられている。

本作へのこだわりは「パンチのシーンには力を入れて作画しました」

『ゲーセンに不良が来た話』(6/10)画像提供/安原宏和さん


――『ゲーセンに不良が来た話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

望月桃子(女性店員のキャラ)の活躍する回を描きたいと思い、「不良がゲーセンでクレームを入れてくる話とかどうかな?」と思って描きました。

――本作では、キレのあるパンチで不良を一瞬で黙らせるシーンが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

ゲーセン少女では珍しいアクションシーンなので、本当に強そうな感じが出るようにパンチのシーンには力を入れて作画しました!

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

やっぱり桃子のパンチシーンですね。描いててとても楽しかったです!またこういう回も描きたいですね。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

今回のようにどのキャラを見せる回か決めてから、要素を考えて組み合わせていく感じですね。桃子はフィジカルが強いので、それを見せるために今回は不良とパンチングマシンに登場してもらいました。

――安原宏和さんが作画される際に、こだわっていることや特に意識していることはありますか?

表情はすごく魅力的になるといいなぁ、と思いながらいつも描いてます!

――今後の展望や目標をお教えください。

今まで読んでくださってる方々はもちろん、もっとたくさんの方にも楽しんで頂けるように頑張りたいですー!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつも作品を読んでくださってありがとうございます!まだまだたくさん色んなお話がありますので、引き続き読んで頂けると幸いです!