秋元真夏、乃木坂46卒業後初舞台は「自覚を持って進まないといけない」

2023/12/21 15:57 配信

芸能一般 会見

舞台「鍵泥棒のメソッド→リブート」の稽古場取材会に登壇した秋元真夏撮影:大野代樹

元乃木坂46で俳優の秋元真夏が12月21日、都内で行われた舞台「鍵泥棒のメソッド→リブート」の稽古場取材会に、共演の望月歩鈴木杏樹、演出を務めたマギーと共に出席。稽古後の囲み取材では、乃木坂46卒業後、初の舞台出演となる心境を語った。

「女優もやっています!」と言えるように


同舞台の原作は、映画「鍵泥棒のメソッド」。マギーの上演台本、演出により、舞台作品として生まれ変わった。舞台初主演を務める望月は、売れない若手俳優の桜井を、秋元は雑誌ライターの香苗を演じる。

乃木坂46を卒業してから初の舞台出演となる秋元。現在の心境については「(乃木坂46の)看板を下ろして一人でという感じなので、自覚を持って進まないといけない。乃木坂時代から好きでいてくださった方も見に来てくれると思うんですけど、『鍵泥棒のメソッド→リブート』を見たいという人たちに満足してもらわないといけない、と毎日感じています」と話した。

この発言を聞いた報道陣から「俳優としてこの場に立っているんですね」と振られると「その肩書慣れないんですけど…(笑)」と笑みを浮かべ、「ちゃんと自分で『女優もやっています!』と言えるようになろうと思っています」と意気込んだ。

秋元真夏撮影:大野代樹

遠慮する望月歩に「まなったんともっちーで」と気遣い


そんな秋元が舞台に出演するのは今回で2度目。稽古初日の自身の緊張度合いを「人見知りがひどすぎて、できるだけ柱の近くにいたくらいで、目を見るのも緊張していました」と明かした。共演者とのコミュニケーションを経て、現在は「馴染めてきました」という。

秋元と打ち解けるために工夫したことを聞かれたマギーは「初日からまなったんと呼べるように、名前を言い合うゲームをしました」と答え、続けて「まなったんと呼べるようになったことが、この作品の成功への第一歩だと思います」と言い、笑わせた。

しかし、望月は「年上で先輩なので」という理由で、そのゲーム以来まなったんと呼べていないとのこと。これに秋元は「(まなったんって)呼んでください。まなったんともっちーで」と提案していた。

舞台「鍵泥棒のメソッド→リブート」の稽古場取材会より撮影:大野代樹


◆取材・文=大野代樹