小池栄子“万里江”の欲しいものが父・小林薫"達男”のおかげで手に入れることができた<コタツがない家 最終回>

2023/12/21 22:35 配信

ドラマ レビュー

欲しかったものが手に入った万里江(小池栄子)は「プレゼント返し」と言って夫・悠作(吉岡秀隆)を抱きしめた(C)日テレ

小池栄子主演の水曜ドラマ「コタツがない家」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系/Huluにて配信)の最終話となる第10話「クリスマスの奇跡」が、12月20日に放送された。本作は、小池演じる会社社長兼カリスマウエディングプランナーの深堀万里江が、夫・息子・父親というダメ男を養う“笑って泣けるネオ・ホームコメディー”。悠作(吉岡秀隆)との離婚を回避できた万里江だったが、まだまだダメ男3人衆に悩まされる日々が続く。(以下、ネタバレを含みます)

ダメ男たちのせいで万里江は家でも大黒柱にならざるを得ない状況に


主人公・万里江は、”彼女に頼めば離婚しない”と称される伝説のウエディングプランナー。多忙な中、取材を受けたりもしていて、業界での注目度も高く引っ張りだこ。仕事を生き甲斐にしているが、家族に負い目を感じてもいる。というのも、夫・悠作は廃業寸前の売れない漫画家(ペンネームはフカボリ遊策)で、いつも家の中でゲームをしたり、グダグダ過ごしているだけ。廃業寸前の売れない漫画家の夫・深堀悠作を演じるのは吉岡秀隆

また、アイドルを夢見るもオーディションに脱落し進路に迷う息子・深堀順基に、民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初出演となる作間龍斗(HiHi Jets)が配役。そして、熟年離婚で一人になり万里江に引き取られる父親・山神達男を小林薫が演じる。

さらに、悠作と一緒に再び一発当てたいという野望を持つ編集者・土門幸平を北村一輝、万里江の部下であり良き相談相手だが自身の結婚には悩むウエディングプランナー・八塚志織をホラン千秋、万里江の母で達男と熟年離婚し、楽しい独身を謳歌(おうか)する貝田清美を高橋惠子が演じている。

また、万里江に憧れ、結婚式を万里江に依頼すると決めていた新婦・酒井ひかるに富田望生、万里江の会社「フェリシュラン」で働くウエディングプランナー・師島澄彦にオクラホマ・河野真也、同じく「フェリシュラン」で働くアシスタント・首藤凛奈に石川萌香が配役。

そして、順基と同じ私立高校に通うクラスメート・原木田れいら役に平澤宏々路、志織と同棲する徳丸康彦役に中川大輔、「フェリシュラン」の近くでキッチンカー「ブロンソン」を営み万里江の心の拠り所となる主婦・霞田和恵役に、ドラマ初出演の野々村友紀子が抜てきされている。

クリスマスに万里江が欲しいプレゼントはお金で買えないもの


悠作との離婚を回避することができた万里江。そんな深堀家にもクリスマスが近づいてきた。息子・順基が欲しいものはダウンコート。バイトをしているが7万円もするので自分では買えないという。父・達男は”自分の部屋”が欲しいと言うが、なかなかそれも難しそう。悠作は”家族からの尊敬”が欲しいようだが、それも簡単ではなさそうだ。

万里江が欲しいものは、お金では買えないもの。それを口に出して伝えることはしなかったが、順基が分かったらしく、耳打ちして伝えると、大正解だった。