本作には他にも、危険な野心を持つ虎永の側近、樫木藪重役に浅野忠信、ブラックソーンの船が発見された漁村で藪重に仕える若き武将樫木央海役に金井浩人、虎永の最大のライバルである武将、石堂和成役に平岳大、夫と子供を失った悲しみの中で新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見藤役を穂志もえかが演じている。
また虎永の信頼する将軍で親友の戸田広松役を西岡徳馬、鞠子の嫉妬深い夫、戸田広勝(文太郎)役を阿部進之介、虎永の息子で、自分の力を証明したいと強く願う生意気な吉井長門役を倉悠貴、全国にその名を轟かせる遊女菊役の向里祐香、そして虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、世継ぎの母として尊敬される落葉の方役を二階堂ふみが演じている。
さらに、衣装担当には黒澤明の長女で、NHK大河ドラマ「西郷どん」(2018)や「青天を衝け」(2021)などの作品の衣装デザインを務めた黒澤和子、美術には日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した「それでもボクはやってない」(2006)や岡田准一主演「天地明察」(2012)を担当した部谷京子などの制作陣が参加している。
真田は「日本の時代劇専門のクルーも日本の俳優も力を合わせて現場で粘った作品なので、ぜひ期待していただきたいですし、何より素晴らしい原作と脚本の中で、日本人の精神性やサムライスピリッツを貫けたような気がしています。「SHOGUN将軍」2024年バージョンの世界にどっぷりと浸っていただいて、楽しんでいただければと思います」と作品をアピールした。
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