【漫画】波長がピッタリ合う“完璧な気遣い”を見せた夫にキュン… 「思いやりのある旦那さん素敵」と反響多数

2024/01/22 09:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

【漫画】波長がピッタリ合う“完璧な気遣い”を見せた夫にキュン…画像提供/原ぱらこ さん

コミックの映像化やドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は原ぱらこさんの漫画「お前が伴侶でよかった」を紹介する。作者である原ぱらこさんが12月13日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1万件を超える「いいね」を寄せられ、あまりにも気が利き過ぎる旦那さんのすばらしさが話題を呼んだ。本記事では原ぱらこさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

休日出勤から帰って来る夫の買い物に、ついでにお願いをしたら…

休日出勤を終え、旦那さんから電話がかかって来た原さん。「帰りに何か買って来て欲しいものある?」と聞かれ、「明日の朝のパンと牛乳をよろしく!」と簡潔に必要なものだけを頼んだ。

旦那さんが家に帰って来ると、「ただいまー!約束の品物がこちらです」と言って牛乳、パンを並べる。すると続けて朝冷蔵庫を見たときに入っていなかったからと娘さん用のジュースパックを並べ、お礼を言えばさらに出て来たのは新商品のお酒。「新商品?飲んでないかな…と思ってさ…これ好き?」と問う旦那さんに、「あー!この前試しに飲んだらおいしかったから買ってくれてると嬉しいわー」と原さんも大喜び。

よくよく家族の事を見て、気にしている旦那さんの買い物報告はまだ続く。「あとこれは一人の時のお昼ご飯にでも食べてみな?海老味だってさ」差し出されたのは冬限定のみそラーメン。丁度番組を見直していた原さんが食べたいと思っていたタイミングだった。その後もどんどんおやつが出てきて、その日の夕飯も旦那さんが作ってくれたのだとか。

休日出勤の帰りでも気遣いが完璧な旦那さんを前に、原さんは「パンと牛乳しかお願いしてないのに…好き!!」とそのようすを見守るのだった。

同作には、SNSで「よき理解者と巡り合えてよかったですね!」「かゆい所に手が届くとはこのこと…」「ぱらこさんのことをよく見てるからこそのやり取り。本当に素敵だなあ」といった声が相次いでいる。

ちょっとだけ自慢したくなる夫

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。

夫は自営業で職業柄、土日も不在なことが多いのですが、そのためワンオペで娘と過ごしていた私が喜ぶものをお土産に買って帰ってくることが日常的にあります。ただ今回のエピソードに関しては、本当に買ってきてくれたものが全てドンピシャだったので漫画にその喜びを描いてみました。

でもちょっとだけ夫のことを自慢したい気持ちもあったかもしれません…

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

作中に出てくる商品のパッケージを描くのが苦手なりに頑張りました。

――同作は旦那さんへお見せになりましたか。感想などあれば伺えますでしょうか。

「いい旦那さんでよかったね〜」と自画自賛していました。

――旦那さんとはかなり波長があっているようですが、普段から察せるタイプの方なのでしょうか。

夫とは趣味嗜好や波長がかなりあってるとは思ってますが、夫は職業柄もあって細かい気配りが人にも物にも出来て、他人の軸に合わせて行動するのが上手なんだと思います。

――逆に旦那さんから、「お前が伴侶でよかった」と伝えてもらうパターンはありましたか。

現在は私は漫画等を描いているフリーランス、夫はご依頼を受けて造作物などを作っているんですが…
夫は自らの手で木工や塗装等を行い造作物を作ることもあり、人手が足りない時に私も作業服で工房に入って手伝うこともあります。

夫とは元々店内装飾等を制作をする会社で出会っており、私も木工作業などが出来るので手伝った際に「できる妻がいてよかった」と言ってましたが、妻というより完全に人工(にんく)として役に立ってる感じですね(笑)

――今後の展望や目標をお教えください。

今回のような日常の話も描いているんですが、ブログとSNSに暗いお話ですが稽留流産の話と娘の足音で住人トラブルにより引っ越した話をシリーズで描いていて、まずはそれを描きあげたいなと思ってます。その後も他にも描きたい話はいくつかあるので形にしたいなと思っています。

私の漫画が少しでも誰かの役に立ったり、楽しんでもらえたら嬉しいです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

ありがとうございます!これからも楽しんでもらえるような漫画を描けるように頑張りたいと思ってますので、引き続き読んでいただけたら嬉しいです。