オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、全話独占配信中のHuluプレミア「プレイ・フォー・ブラッド」。第8話では、カサソラ(アーロン・ディアス)や警察に霊媒師が疑われる様子が描かれた。本記事では、考察を踏まえながら第8話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、国際エミー賞受賞プロデューサーが手掛けるメキシコ発のクライムサスペンス。古代アステカ文明の“生贄の儀式”が現代のメキシコシティで再現される、という設定のドラマだ。物語では、タブロイド紙の記者が警部補や人類学者と手を組み、奇妙な連続殺人犯を追って、徐々に真相を明らかにしていく――。
キャストには、普段はメキシコの有名歌手として活躍中のアーロン・ディアスが、事件を独自取材する新聞記者のカサソラ役を担当する。
その他にも、事件の真相を追う警部補のモンドラゴン役にはアナ・ブレンダ・コントレラスが、そして古代アステカ文明に詳しい博物館の学芸員エリサ役にはヨシラ・エスカレガが抜擢。それぞれ迫真の演技で、事件の真相を追い求める。
地下壕で巨大なアステカの祭壇「ツォンパントリ」の再現を発見したカサソラは、モンドラゴン警部補を呼び寄せ、自分たちの推理が正しかったことをタブロイド紙「センセーショナル」で大々的にスクープとして報じることにする。
モンドラゴン警部補は、警部にスクープの内容と“大臣は権力者で立件には証拠不十分”ということを伝えると、「突き止められないなら犯人を仕立てろ」と言われてしまい戸惑う。
ちょうどその頃、ガミオ博士が車のケーブルに繋がれ、感電死させられていたことが判明する。地下壕には「雷鳴のない稲妻」「空を突く炎」「泣く母」の印が刻まれていたことから、“博士は「雷鳴のない稲妻」の予言によって殺されたのではないか”と推測がされた。
そしてカサソラは、エリサから最近霊媒師の母が亡くなったことを聞き、「泣く母」の印にも違和感を感じ始める。
事件を知った大臣は霊媒師に電話をかけ、「痕跡を残してないだろうな?」と問い詰める。すると霊媒師は、自分が大臣と関わるのは利害関係が一致したからで、「約束のものを渡していただければ二度と関わることはありません」と言い電話を切るのだった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)