カサソラとモンドラゴン警部補がついにタッグを組む…捜査が難航する中、新たなる事件が発生<プレイ・フォー・ブラッド>

2023/12/26 18:00 配信

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“霊媒師の逮捕”を知った大臣が言い放った言葉とは…


次第に霊媒師を怪しむようになったカサソラは、エリサのパーティーやヨロトルの学位試験会場にも彼女がいたことを思い出す。それを聞いた警察は霊媒師の家に突入し、“権力者との交流”があったことから、霊媒師を内密に逮捕する。大臣はこの事実を伝えた電話口の人物に、「生きて帰すな」「消えれば済むことさ」と冷たく言い放った。

警察の取り調べで、モンドラゴン警部補の赤ちゃんの性別を言い当てたり、何かと言動が不可解な霊媒師。彼女の取り調べが難航する中、モンドラゴン警部補は“本当に犯人なのか?”と疑うようになり、エリサに聞き込みを行う。

エリサは霊媒師とガミオ博士の関係について、“古いしきたりを重んじる霊媒師は、メキシコに現代的なビジョンを見出す博士が気に入らなかったのでは”と話す。また霊媒師がエリサの乳母・スサーナと知り合いであることや、スサーナの死因が自然死だということを知る。

霊媒師の逮捕ですべてが終わったと思われたものの、大臣と協力関係にあるボディガードのセラーノが突然刺される事態が発生。そしてセラーノが倒れているのを発見した大臣は、「女の差し金か?」と犯人を捜しまわるのだが、隙をつかれて襲われてしまうのだった――。

霊媒師の真の目的とは…?


第8話では、ようやくカサソラとモンドラゴン警部補が協力し合い、霊媒師がついに逮捕されたが、それをあざ笑うかのように大臣のボディガード、そして大臣までもが襲われてしまう。

ガミオ博士の時もそうだが、霊媒師は殺されている様子を眺めているだけで、実際に手を下していたのは別の人物だった。霊媒師がその人物に指示を出していると予想されるが、その人物とは一体誰なのだろうか…。

また、カサソラの同僚・グリエゴの恋人で精神科病棟に入院しているエステラも、霊媒師と同じように「空に現れる炎」などの予言の話を繰り返すシーンが描かれており、グリエゴはカサソラに「偶然にしては出来すぎではないか?」と伝えていた。そのためエステラという女性も、霊媒師に関係があるのかもしれない。

残すところあと2話。果たして霊媒師の真の目的は、以前からしきりに欲しがっている「写本」を手に入れることなのだろうか。記者や警察など多くの人を巻き込んだこの事件が向かう先に注目していきたい。

◆文=ザテレビジョンドラマ部