俳優として第一線で活躍を続ける田中。2023年は「いちばんすきな花」のほか、「ギフテッド Season1」(フジテレビ系)、特集ドラマ「軍港の子 ～よこすかクリーニング1946～」(NHK総合)、スペシャルドラマ「神の子はつぶやく」(NHK総合)、映画「福田村事件」と出演が相次いだ。また、2024年もすでに「愛のゆくえ」「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」と2本の映画が公開を控えている。
そんな2023年と2024年へのさらなる飛躍をつなぐ作品が、配信中のディズニープラスオリジナルファンタジードラマ「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」だ。
「ワンダーハッチ」は、実写で描く現実世界「横須賀」と、アニメで描くドラゴンが棲む異世界「ウーパナンタ」が舞台。現実世界の女子高校生ナギと異世界から来た少年タイムが運命的に出会い、やがて互いに協力しながら世界の危機に立ち向かっていく。
ナギ役を清涼飲料水のCMやファッション雑誌などのモデルとして活動する中島、タイム役を7月期ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)などで頭角を現している奥平大兼が演じる。
田中が扮(ふん)するのは、ナギの母親・ハナ。配信初週となる第1話、第2話で、ハナは漫画家で、10年前に突如頭の中に降りて来たドラゴンの世界をテーマにした作品を制作しようと準備を始めていた。だが、ある日突然倒れ、その後は引きこもって意味不明な言語を話すように。そして、しばらくして幼いナギを残して家を出て行ってしまったと描かれた。
本作でも田中が演じるのは物語の鍵を握る人物。ナギは父親からハナが亡くなったと聞いているが、まだその明確な描写はない。舞台となる2つの世界をつなぐ人物を田中がどう見せてくれるのか、期待したくなるのである。
「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」は、ディズニープラスのスターで毎週水曜に新エピソードを独占配信中。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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