12月31日(日)にABEMA PPV ONLINE LIVEにて全試合生中継される「RIZIN.45」の、大トリとして神龍誠選手とフライ級タイトルマッチを闘う格闘家の堀口恭司選手によるインタビュー動画が、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeにて独占公開された。
12月24日に行われた「RIZIN.45 Wタイトルマッチ調印式」に登場した堀口選手と神龍選手から、「来週、僕がチャンピオンになって時代を変える」「僕が日本のMMAを引っ張っていく」「(堀口選手の)時代は終わってるんで」など堀口選手に対し強気な発言をぶつける神龍選手に、堀口選手は「終わってねーよ!」と笑いながら返す。
その後のインタビューでは、「(自分自身)あまり年をとっていると思っていない、動きもぜんぜん変わらないし。いずれ時はくるけど、今ではないよ」と答え、改めて世代交代を否定する。
また、その神龍選手のマイクパフォーマンスについても「言葉選びがへた」と語り、「向こうはあおらなくちゃいけないと思っているから、そういう言葉選びになりますけど、向こうも正直、ちょっとこわいんじゃない? 自分と戦うことに恐怖を感じているのかなと思う」と冷静に分析した。
7月30日に開催された「超RIZIN.2」にて、初代Bellator世界フライ級王者を懸けて戦った両選手の試合は、1R開始早々、堀口選手の指が神龍選手の右目に入りドクターストップになる。その時の心境について、堀口選手は「あれ? 終わっちゃった? 終わっちゃうんだ、みたいな。いろんな考え方があるんで、でも、自分のなかのプロの感覚としては、“失格”なんじゃないかなと思いますね。戦績を気にするタイプだったら、それが正解」とふり返り、「(前回の)25秒じゃ、(印象は)わからない。試合って生き物なので、その時で違う動きが出たりする。今回は今回で、どうなるかわからないけど、うまくつめていきたい」と語った。
インタビュー内では、今の日本の格闘技界についても、「人気もあるし、格闘技、だんだんきてるなと思っています。それはそれでいいと思うんですけど、最終的に残るのはやっぱり強い選手。強い選手が数字を取るし、人を熱狂させるので、何試合かは“客寄せピエロ”みたいなのがいてもいいのかなと思います。最終的に本物を見せられれば、『あいつら強いんだ』ってなるんで。格闘技の窓口を広げるにはいいのかな」と日本の総合格闘技を長く支え続ける堀口選手ならではの視点で語っていた。
インタビューで堀口選手は、「しっかりとKO一本とって勝ちたいなと思います」と気合十分に語っていた。
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