ハンジュとドグクは、交換日記のおかげでどんどん互いを知っていく。その効果もあり、「アルバム制作」は順調だった。ようやく自分のやりたい音楽の完成が見えてきたことで、ドグクはうれしさを爆発させる。
いい意味でも悪い意味でも飾らない真っすぐな性格のドグクは、「最高だ うれしい」とハンジュに抱き着く。ハンジュは、「辞めてよ!」と言いながらも、以前のように突き放すことはなく、2人の関係性が着実に変化しているのは間違いなかった。
それでもなかなか恋に発展しない2人。しかし、マクチュンとハンジュが一緒にいるところをドグクが目撃したことで転機が訪れる。マクチュンに敵意をむき出しにするドグクは、「約束の時間を30分も過ぎている」とうそをつき、ハンジュを連れ去ってしまう。
約束をした覚えのないハンジュはどういうことなのかと問いかけると、ドグクはすねたような表情を浮かべる。自分にはいつも冷たい態度を取るハンジュが、マクチュンには優しく接していることが悲しくて悔しいと主張する。
さらに、「嫉妬が止まらないんだ」とストレートな言葉をぶつけるドグク。動揺するハンジュに、ハンジュのことを好きな自分になれてほしいことや、自分がハンジュにとって恋愛のインターンではなく、すぐに本採用(=彼氏)になるから、ハンジュの中に自分の席を準備してほしいと告白。
男女の友情は、どちらかが動き出すことで恋に発展するとよく耳にするが、今回のドグクの行動や発言はそれに近い。ドグクが動き出したことで、ハンジュの中でも小さな恋が芽生えたのだ。
今後もドグクはあふれる思いをハンジュに余すことなくぶつけていくのだろう。そのたびに関係性は少しずつ変化し、ハンジュの恋心も大きくなっていくと思うと感慨深い。そんな2人が育んでいく関係性を最後まで見届けていきたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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