シン・ヒョンスン“ドグク”、キム・ヒャンギ“ハンジュ”からの思いに感情爆発「おまえが好きだ」<プレイ・プリ>

2023/12/31 18:00 配信

ドラマ レビュー

ハンジュの中で大きくなるドグクの存在


ハンジュのアルバイト先に訪れたマクチュン(ヨンオ)は、ハンジュを抱き締める。マクチュンに何かあったのかと心配するハンジュだったが、マクチュンは昔に戻れないかと問い掛ける。いつも余裕のあるマクチュンの必死な思いに、ハンジュは静かに聞くことしかできなかった。

マクチュンから告白されたこともあり、ハンジュはドグクと話しながらも浮かない表情を浮かべていた。そんなハンジュには気が付かないドグクは、セアが歌手仲間としてハンジュは盗作をしていないと表明してくれることになったと打ち明ける。ほっとした表情に変わったハンジュだったが、いつも明るいドグクが暗いことに気が付く。

ハンジュに見抜かれたドグクは、ためらいながらもセアのアルバムに参加することになったと告げる。この時点で、ハンジュの頭の中を占めていたマクチュンからの告白は薄れていったのだろう。ドグクに向ける何とも言えないハンジュの表情が、ドグクのことで頭がいっぱいになっていたことを物語っていた。

ハンジュが取った自己防衛に納得


ハンジュは、ドグクとセアのコラボ動画を見ながら、親友・シンヒの「2人(ドグクとセア)は付き合ってたって」やドグクの「セアのアルバムに参加する」という言葉を思い出し、嫉妬の渦にのまれている様子だった。

その後、ハンジュのアルバイト先で集まったハンジュとドグク。気まずい空気の中、ドグクがセアとの関係を話し出す。前に付き合っていたが、今は関係がなく、会社ですれ違うだけのただの同僚だと告げる。

その話を聞いたハンジュはマクチュンと仲よくすることは、元恋人同士のドグクとセアがラブソングを歌うことに比べれば、大したことではないので、嫉妬をしないでほしいと発言。

この言葉は、自分の中にある嫉妬をどうにかしたかったから出たのだと思った。嫉妬は恥ずかしいものではない。しかし、心にあるとそれしか考えられなくなってしまうのが人間なのだ。

ハンジュは特に人と関わることを避けてきたこともあり、嫉妬という感情で振り回されることで自分のペースを乱されることを恐れていた気がする。自分の中にある嫉妬を少しでも消し去るためにも、「自分でなくても、この状況は嫉妬してしまってもしょうがないよね」と言い聞かせるしかなかったのだろう。