'10年1月1日(金・祝)に、超人気バラエティー「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン3」のDVDが発売に。5周年を迎えたこの番組に第1回から出演し続けているプレーヤー・宮川大輔に独占インタビューを敢行。後編では、テレビには映らない芸人仲間からの反響や失敗談など、気になる裏側について聞いてみた。
――一般視聴者だけじゃなく、芸人界でも注目度の高い「すべらない話」。大輔さんが周りの芸人さんから感想を言われたことってありますか?
一番うれしかったのはスピンオフの「大輔宮川のすべらない話」を見た有田(哲平)くん(くりぃむしちゅー)から、“おしりの検査の話は、今までで一番面白いんじゃないですか”と言われたこと。これはうれしかったですね。あと内村(光良)さんから“お姉ちゃん三部作は面白いね”と言われたのも、ありがたかったな。
――大輔さんのすべらない話は、“大輔ワールド”が確立されてますね。
皆さんの話はオチがしっかりしていますが、僕の話はオチなんてどーでもいいというか、“なんじゃ、その話”という雰囲気のものが多いです。逆に、松本(人志)さんから“なんじゃ、その話!”とツッこまれると安心するんですよ。ああ、僕の仕事はできてるなって。
――本番前は、かなりの出演者が緊張しているとよく聞きますが…。
そうですね。特に最初のころは、みんなヒドかったです。(千原)ジュニアさん(千原兄弟)が車で収録に向かったんですが、あまりの緊張でフジテレビを通り過ぎてしまい、かなり過ぎてから“おれ、何してんねや!”と気付いて引き返したり。一度、収録がフジテレビじゃなくTMC(都内のスタジオ)であった回があるんですが、僕は緊張のせいか、普段やっているフジテレビの大楽屋に行っちゃって。楽屋には男子バレーボールの選手が勢ぞろいしていて、“??? ああ、この人たちが帰ってから楽屋を作るんやな”と思っていたんです。マネジャーから電話が来て、“どこにいるんですか?”“もうフジテレビにいるよ”“今日、TMCですけど……”“てぃ、TMC!?”というやりとりで、やっと気付きました。TMCにたどり着き、楽屋で食べた中華弁当は味がしませんでしたね。
――サイコロが回っている瞬間は、どんな思いで見ているんですか?
初めは様子を見たい空気ですけど、結構回ってこないと“そろそろ来い!”と思います。周りの期待が上がるのが分かるから。1つ話すと、“もっと話したい”と思うんです。ほかのみんなもきっとそうで、一度話してしまえばどんどん話したくなるんじゃないかな。
――最後に、'10年1月1日(金・祝)に発売されるDVD「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン3」の見どころは?
本編もさることながら、たっぷり入っている未公開トークも必見です。そうそうたるメンバーなので、間違いなく面白いですから。初笑いをこのDVDでしていただけたら、うれしいですね。
取材・文=篠崎美緒
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)