――演じる中で、印象的なシーンやせりふはありましたか?
中村:4話の樹と冬雨がバトルするシーンですね。これまで抱えていた感情が、そこで溢れてしまうのが印象的でした。そのシーンがあるからこそ、そこまでのやり取りや冬雨の樹に対しての強い気持ちを理解することができました。実際に演じていても引き込まれた場面でした。
菅井:私は、喫茶店で撮影したシーンです。樹と冬雨が一緒に喫茶店に行くシーンがたくさんあったのですが、そこで気持ちを伝えたり、いろいろなことが起こったりするので、自分の中でも思い出に残っています。
――レズビアン同士、復讐愛憎劇と難しい役かと思います。演じる上で意識していたことはありますか?
中村:私の演じる冬雨の話だと、樹に対して攻撃してしまう部分と会社のシーンとでは真逆ですし、家庭のシーンでもまた違った冬雨の一面が表れています。場面ごとにいろんな姿があるので、そこを大事にしながら演じていました。
菅井:冬雨とやむを得ず離れ離れにならなければいけなかったこと、いろいろな過去を抱えて何重にもなった心の状態に向き合いながら演じることに、やりがいと難しさを感じていました。だからこそ、4話以降の冬雨との時間がすごく幸せで…。楽しさも難しさも両方あったかなと思います。
――最後に、見どころを教えてください。
中村:新たなオリジナルストーリーになっていて、女性がメインで働く社会も描かれています。そういったところに心動かされるものがあるのではないかと思っています。そして、樹と冬雨の恋愛模様もきれいに描かれているので、そこも楽しみにしていただきたいです。
あとは、それぞれの登場人物がこのドラマにどう絡んでいくかも注目ポイントです。ゲーム業界のリアルな場面や復讐愛憎劇、たくさんの要素が含まれた新感覚なドラマとして、皆さんのところに届いてくれたらうれしいです。
菅井:気合いを入れて毎日、一生懸命撮影しました。登場人物が皆さん個性豊かで、見ていてきっと心動かされるし、笑ったり泣いたりするシーンが盛りだくさんになっているので、より多くの方々に届いたらうれしいです。
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