MCでは七五三掛龍也が「ファンのみんなに伝えたいことがある」と切り出し、「俺たち、CDデビューしたよー!!」と報告。その表情に、彼らと共に走ってきた“トラジャ担”の胸にも熱いものが込み上げる。グループの抱負を書き初めで発表するコーナーでは、松田が力強くしたためた「周」の字を公開。「このツアーをちゃんと走り切りたいし、今後、いろんな国、いろんな場所で自分たちの夢が叶えられたらいいなと」(松田)と想いを明かした。
3rdブロックはグループ初のユニット曲を3曲連続で披露。まずは松田と松倉が自ら作詞作曲した「Bro:)」だ。向かい合い、ギターを抱えてスタンバイした2人は、長年の歴史と絆を込めたナンバーを時に笑顔で歌い上げる。“松松”の尊さがついに“曲”という形になり、初めてパフォーマンスされたスペシャルな瞬間――。幼い日の2ショット写真がモニターに映ると、客席からは言葉にならないような歓喜の声が漏れた。2番手は宮近海斗と川島による「Day off」。2人が作詞したこの曲は、彼らのリアルな想いのよう見えるが、角度を変えると全ての人にも当てはまるようなメッセージソング。明るく爽やかなダンスも胸を掴む。モニターには歌唱に合わせて直筆の歌詞が映し出され、柔らかいハーモニーに背中をそっと押される気持ちになったのは筆者だけではないはずだ。最後は、中村海人・七五三掛・吉澤閑也によるダンスチューン「Paranoia」。七五三掛と吉澤が振り付け、中村がプロデュースを担当したパフォーマンスは、今まで見たことのないセクシーかつ妖艶な3人にクギヅケ。ダンスや表情はもちろん、後ろのモニターに流れる本人出演のリップシンク映像も凝っていて、この曲に対する気合が感じられた。
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