コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、赤井ゆうきさんの漫画「前世からの恋事情」。
作者である赤井ゆうきさんが12月4日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事では赤井ゆうきさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
神楽と木葉は、前世の記憶を引き継いだまま生まれてきた。前世では"屋敷の当主だった神楽"と、そこに仕える"武士の木葉"という関係だったのだ。そのため木葉は、神楽のことを今世でも「主(あるじ)様」と呼び仕えている。一方で神楽は前世から木葉に思いを寄せており、今世では"対等な関係で告白したい"と考えていた。ある日の登校中、神楽は木葉が体調を崩していることに気付く。神楽は木葉を自室まで送り届けて部屋を出ようとすると、木葉に引き留められてしまった。仕方なくベッドで横になる木葉の手を繋いで看病していると、木葉から思いもよらぬ言葉をかけられたのだった。
本作を投稿したX(旧Twitter)には「美しいものを…見た…」「とても良い」「最高か…素晴らし過ぎます」「お陰様で今日も元気に過ごせそうですありがとうございます」「恐れ入った…」などのコメントが寄せられている。
――「前世からの恋事情」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
読み切りの企画を考えるうえでシンプルなラブコメに何か足せる要素がないかと考えたのがきっかけです。そこでもともと興味があった過去と未来が重なる話みたいなのを加えてみました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
やはり木葉ちゃんのかわいさです。全コマ可愛くなるように描きました。そこから前世ではなし得なかったことが、できるようになった木葉ちゃんの高鳴る感じが出てれば嬉しいなと思います。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
11pの「ずっとずっとお傍にいますね」のコマです。一番かわいくかけたのと、木葉ちゃんのうきうき具合が描けたからです。
――本作をはじめ、読んだ後に心が温かくなる作品を多く描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。
読んでくれた人にとって良い時間になればいいなというのと、自分で描ききったなと言う実感がより得られるからというのが理由です。いい思い出のまま、描いていたキャラとお別れしたいなと言う感じです。
――今後の展望や目標をお教えください。
コミティアやWEB上で趣味の作品を発表しつつ、商業で連載までこぎつけられればと思っています。自分で先に進めたなと思えるような結果がほしいですね。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
これからも頑張っていきますので、表でも裏でもどうぞ応援のほどよろしくお願いいたします!
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