1月10日(水)より放送スタートする、入来茉里、白石隼也がW主演を務めるDRAMA ADDICT「蜜と毒」(毎週水曜夜0:00-0:30ほか、BSテレ東ほか)。同作の記者会見が1月5日に都内にて行われ、入来、白石のほか、共演の柾木玲弥、大谷凜香、主題歌を担当するyukaDD、原作者の柏屋コッコが出席した。
同作は、柏屋コッコによる電子コミック「蜜と毒〜逆恨みの復讐」(forcs刊)を原作にドラマ化。一時の感情に流されそれぞれ不倫関係を持ってしまった夫婦が、互いの不倫相手によって追い詰められていく、ノンストップ・クライシスサスペンスドラマとなっている。
今作が連続ドラマ初主演となる入来は、「役を演じる上で特に意識したところは今回本当になくて、いつも通り役に一生懸命向き合おうと思っていたんですけれども。白石くんから、こういう地味でちょっと不幸な役、似合うよね、と太鼓判をもらっていたので(笑)。あまりそこに対する不安はなかったかなと思います」とコメント。「でもやっぱり、自分の役者人生において、連続ドラマの初主演というのはこれからも残っていくものなので、思い入れはある中でクランクインしました」と明かした。
白石は、原作を読み「これほど恐ろしい話の連続な作品ってなかなかないんじゃないかなって思ったんですけど…」と本音を告白。「僕はそこまで男女関係で今までもつれたことないんですけど、ニュースとか見ると、本当に恐ろしい事件っていうのは起きていますし、ある種このストーリーっていうのは、実はとてもリアルで、現実的な話なのかなと思って。とっても身近な作品にしたいなと思って、頑張って演じました」と作品への思いを話した。
古くからの知り合いだという入来と白石。夫婦役ということでやりやすかった点、やりにくかった点があったかと問われると「どっちもありましたね。今回で共演が3回目なんですけれども、撮影の待ち時間などカメラが回っている時間以外でもコミュニケーションを取って、作品についてより良くしていくために二人でいろんな話ができました。今までの友情や信頼関係の上で、そういう話ができたかなと。そこはすごく良かったかなと思います」と話した入来。
一方、白石は「やっぱり結婚13年目という役どころだったので、初対面の人とその関係性を一瞬で築くっていうのはなかなか難しいところはあるので、こうやって昔から知っている人だとやりやすいっていうのはありました」と同意しつつ、「ただ、やっぱり絡みのシーンがあったので、そこはどうしても…気恥ずかしかったですね」と照れ笑い。
入来も「ラブシーンはね…素がちょっと…」と言い、白石が重ねて「笑わないとやっていけないような恥ずかしさはどうしてもありましたね(笑)」と明かしていた。
また、今回共演したことで「僕らの実年齢よりもちょっと上の役の設定だったので、そういう部分の説得力みたいなものを、二人で出していくにはっていうので、本当にたくさん話し合えて。とても、役者として頼もしいパートナーだと思っていました」と話した白石。
これを聞いて入来は「うれしい」とにっこり。「白石くんは結構言葉がしっかりしているというか、自分の意見をしっかり持った方。対して亮平は、ちゃんと考えているのかいないのかちょっと分からないようなキャラクターなので、最初に台本を読んだときはあんまり、本人とは結構違うキャラクターだなと。そこをどういう風に演じるんだろうな…」と思ったことを告白。
「でもクランクインして、最初に二人で何気ない朝を迎えるシーンから撮ったんですけど、本当にナチュラルに…というか、こういう役もできるんだなって。上からじゃないよ? 今まで見てきた中では、私は好きでした」と印象を語った。