WEST.の重岡大毅が、1月7日に東京・神楽坂の赤城神社で開催された映画「ある閉ざされた雪の山荘で」の公開直前カウントダウンイベントに登場。間宮祥太朗、戸塚純貴、飯塚健監督と共に赤城神社の境内でフォトセッションを行った後、2024年の抱負や作品への思いなどを語った。
同作は、著作の国内累計発行部数が1億部を突破した東野圭吾が1992年に発表した同名小説を飯塚監督のメガホンで実写映画化。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定のサスペンスエンターテインメント。「全員役者」で「全員容疑者」でもある登場人物たちが、出口のない密室で翻弄(ほんろう)され疑心暗鬼に陥っていく。
同映画としては新年最初のイベントということで、2024年の抱負を発表することに。主人公・久我役の重岡は「『一年の計は元旦にあり』ってよく言うので、今年はいろいろと考えていて」と前置きし、「去年の年末あたりに『来年の運勢は?』って番組やいろんな場所で占っていただく機会がありまして。そこで軒並み運勢がエグくて。運勢がいいという意味で。日本の有名な占い師さんとか、ルーマニアの占いをしてくれる魔女とオンラインをつないだら、『黒髪の彼(重岡)すごいわ』って言われて、気分的に乗っています」と、いろいろな占い師に占ってもらった結果、2024年は自身の運勢が素晴らしいことを明かす。
その上で、抱負については「長くなりましたけど、『健康第一』でいかせていただこうと(笑)。あとはワクワクすることに正直に楽しんでいこうかなと思います」と、シンプルにまとめた。
ちなみにルーマニアの魔女による占いというのは、2023年末に放送された「ワールド極限ミステリー」(TBS系)の特番で、現地とリモートをつないで占ってもらったもので、MCからどんな内容だったのかと問われると「ルーマニアでは魔女という職業が認められているらしく、100人ぐらいいるんです。そのトップの方にオンラインでつながれて、『誰か気になる人はいますか?』って(魔女に問い掛けた結果)、僕だったんですけど。すごく幸運のものに包まれているらしく、とにかくうまくいくと。『今すぐ海外にも行きなさい』みたいなことを言われました」と、主演映画を控える身としてはこれ以上ない運勢であることを伝えた。
また、推理と新たな謎が幾重にも積み重なり、二重三重に張り巡らされたトリックも魅力の本作だが、重岡は「分かりやす過ぎても分からな過ぎてもきっとダメだと思うし、そこのバランス感は最初の段階から練り上げられたものなんだろうなと思いました」と完成した作品の印象を話し、「(キャスト陣が)同世代ならではのと言いますか、この年代が集結して撮っている熱さ、青春感も作品にものすごく出ているし、その部分を飯塚監督に撮ってもらったのもうれしいです。何よりこういう作品なんですけど、暗い作品じゃないんです。ずっとワクワクできるエンターテインメントになっています。東野先生のマジックもしっかりありますし、(見終わったら)最後には前向きになれるというか、心に残るメッセージもある作品だと思うので、見ていただきたいです」と力強くアピールした。
映画「ある閉ざされた雪の山荘で」は、1月12日(金)に全国公開。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
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