原田泰造“誠”が奮闘する姿に好感「どんな世代も観るべし」とトレンド入り<おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!>

2024/01/07 16:45 配信

ドラマ 動画 レビュー

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」第1話より

原田泰造が主演を務めるドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第1話が1月6日に放送された。古い価値観にとらわれる誠(原田)がゲイの青年・大地(中島颯太)と出会うことでアップデートしようとする姿が素直で好感が持てた。X(旧Twitter)でも、「沖田さんが大地によってどう変化していくか楽しみ」「おっパンいいぞ どんな世代も観るべし観るべし」と好評を博し、トレンド入りを果たした。(以下、作品のネタバレを含みます)

偏見だらけの“おっさん”が古い常識のアップデートに奮闘


同作は、練馬ジムの同名漫画が原作のホームコメディー。「男は男らしくあるべき!」という古い価値観を持つ沖田誠(原田)は、家族からは「堅物」と嫌われ、デリカシーのない言動で会社の部下からも敬遠されている。

そんな偏見だらけの“おっさん”である誠に、二回り以上年下のゲイの友達ができたことで、これまでの古い常識がアップデートされていく。愛する家族のため、そして、周囲の愛すべき仲間たちのため、 誠の奮闘劇が始まる。

物語を導くゲイの青年・五十嵐大地役をFANTASTICS・中島颯太が演じる他、誠の息子でアップデートのきっかけとなる一言を誠にぶつける息子・沖田翔役を城桧吏が、デリカシーのない誠に反発する大学生の娘・沖田萌役を大原梓が務める。

また、昭和世代からは、大地の母親・五十嵐美穂子役に松下由樹、堅苦しい夫を半ば諦めていた妻・沖田美香役に富田靖子と演技派2人がそろい、大人の女性目線からも昭和のダメオヤジを叱咤(しった)激励する。

誠はゲイの青年・大地を否定してしまう


昭和生まれの51才・沖田誠はそのデリカシーのない言動のせいで家族や会社の部下たち、さらには愛犬のカルロス(こまち)にまで嫌われていた。ある日、誠は引きこもっている息子・翔の部屋にいる五十嵐大地がゲイであることを知り、翔の部屋に入って大地を否定する。そんな誠に対して、翔は「僕は…お父さんみたいな人には絶対なりたくない!」と冷たく言い放つ。

家族のために頑張ってきたつもりの誠だったが、何をどうすればいいのかすら分からない。そんな苦悩を抱えて公園でやけ酒をあおる誠に大地が声を掛ける。

夜に誠は「入るな!」と張り紙をしている翔の部屋の扉の前に来ると「翔、父さんだ」と声をかける。