<薬屋のひとりごと>猫猫、再就職先は“壬氏の家”? 新たに気になるキャラクターも登場の第2クール開幕

2024/01/07 20:57 配信

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アニメ「薬屋のひとりごと」第13話が放送(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

日向夏のライトノベルをアニメ化した「薬屋のひとりごと」(毎週土曜深夜0:55-1:25、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第2クールが幕を開けた。1月6日に放送された第13話では、猫猫の新しい職場が壬氏の家に決定。続々と気になるキャラクターが登場し、波乱の予感を漂わせた。(以下、ネタバレを含みます)

「薬屋のひとりごと」とは


同作は、日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンターテインメント。小説は「ヒーロー文庫」(イマジカインフォス)より刊行中で、「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)および「サンデーGX」(小学館)でのコミカライズも展開されており、シリーズ累計2400万部を突破。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こるさまざまな難事件を次々に解決する姿を描く。

TVアニメは長沼範裕監督(「魔法使いの嫁」や「劇場版 弱虫ペダル(2015)」など)のもと、TOHO animation STUDIOとOLM(「オッドタクシー」や「古見さんは、コミュ症です。」など)がタッグを組みアニメーション制作を担当。CVは猫猫役を悠木碧、壬氏役を大塚剛央が務める。

これまでのストーリーをおさらい


TVアニメ「薬屋のひとりごと」の第2クールが幕を開けた。まずは、これまでのストーリーをざっと振り返っていきたい。花街の裏通りにある薬屋で生まれ育った17歳の少女・猫猫。彼女はある日、人さらいに遭い、皇帝の妃たちが住む女の園・後宮に売り飛ばされた。

さらには下女として働いていたところ、見目麗しい宦官の壬氏に目をつけられ、上級妃の一人である玉葉妃(CV:種崎敦美)の毒味役を任されることに。その中で猫猫は薬学の知識と深い洞察力をもとに後宮で起こる様々な難事件を解決していくこととなる。

同時に描かれてきたのが、猫猫と壬氏のもどかしい関係だ。その整った容姿と魅惑的な声で、男女問わず周りの人間を翻弄してきた壬氏。だが、猫猫はイケメンに一切興味がなく、また壬氏の計算高い一面を見抜いてか、当初は苦手意識を持っていた。ゆえにどんな色仕掛けにも全くなびかず、嫌悪感さえ示す猫猫の反応を面白がって壬氏はからかっていたが、徐々に彼女を大切に思うようになる。

しかし、壬氏は宦官で、猫猫は下女。2人の間には大きな溝があり、猫猫がとある事件で処刑された侍女の関係者であることが明らかになった際にも、壬氏は立場的に彼女を解雇せざるを得なかった。仕方なく花街に帰った猫猫だったが、偶然にも壬氏と再会。そのまま壬氏に身請けされる形で、再び宮廷に戻ることになった。果たして、次はどんな事件が猫猫を待ち受けているのか。また、壬氏との関係はいかに。