入来茉里&白石隼也「全く遠慮せずにできる」16年来の友人が不倫し合う夫婦役に<蜜と毒>

2024/01/10 06:00 配信

ドラマ インタビュー

DRAMA ADDICT「蜜と毒」でW主演を務める入来茉里&白石隼也撮影=阿部岳人

入来茉里白石隼也がW主演を務めるDRAMA ADDICT「蜜と毒」(毎週水曜深夜0:00-0:30、BSテレ東ほか)が1月10日(水)より放送スタートする。同作は、一時の感情に流され、それぞれ不倫関係を持ってしまった夫婦が、お互いの不倫相手によって追い詰められていくノンストップ・クライシスサスペンスドラマ。WEBザテレビジョンでは、主演の入来と白石にインタビューを実施。友人歴が長いという二人に、作品やキャラクターの魅力や思いを話してもらった。

4人の話が凝縮された、疾走感のあるストーリーに


――今作への出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

入来:連続ドラマで主演を務めるのが初めてなので、単純にうれしかったです。正直、原作を読む前の企画書の段階で「やります」と即答しました。マネジャーさんから今までにない役どころだと聞いて、だからこそより挑戦したいなと思いました。

その後、原作の漫画と台本を読んでみて、原作は子どもがいる設定ですが台本で設定が変わっていて、私自身は子どもがいないので少し気が楽になりました。

それと同時に、夫婦とそれぞれの不倫相手、4人の話がギュッと凝縮されてとても疾走感のあるストーリーになっていると感じました。

白石:ドラマの話を聞いて、最初に原作の漫画を読ませてもらいました。僕は結婚したことがないので不倫は身近ではないですが、長い家族生活や恋人生活を送っていると、何かしらのすれ違いや衝突が生まれることは理解できます。

その中で出てくる浮ついた心が、こんな悲劇を巻き起こしてしまうのは漫画的な物語なのかなと思う反面、リアルでもこれくらい拗れることがきっとあると思うので、リアリティのあるものにできるのではないかと楽しみにしていました。

「元々信頼関係は築けていたのが、かなりアドバンテージではあったかも」


――共演経験もあるお二人ですが、W主演と聞いていかがでしたか?

入来:うれしかったです。白石くんとは、お互い10代の頃からの知り合いなので「大丈夫だな」と。今回が三度目の共演になるのですが、お芝居の話をしている時も私とはまた違う価値観をちゃんとぶつけてきてくれるし、現場でいろいろ話しながら一緒に頑張れそうだなと思いました。

白石:久々の主演なので、しっかり応えていかなければいけないなという思いはありましたが、主演だろうが助演だろうが取り組み方を変えるつもりはないので、いつも通りできたらと思っていました。

相手役が入来ということについては、彼女の初主演映画でがっつり一緒に演技をしていたこともあり、元々信頼関係は築けていたので、13年連れ添った夫婦を演じる意味でかなりアドバンテージではあったかもしれないですね。僕らも13年以上知り合いなので。

入来:もう16年くらいになるかな。

白石:全く遠慮せずにいけるので、ありがたいです。

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