永野芽郁主演のドラマ「君が心をくれたから」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。1月15日放送の第2話では、雨(永野)が太陽(山田裕貴)を救う奇跡の代償として、まず味覚が奪われることになるまでの時間が描かれた。そんななか、太陽の過去も明らかになり、山田の演技に反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、ノスタルジックな雰囲気の長崎を舞台に、主人公・逢原雨(永野)が、かつてただ一人心を通わせた忘れられない男性・朝野太陽(山田)と“過酷な奇跡”に立ち向かうファンタジーラブストーリー。脚本は、純愛小説の名手として若い世代に注目の作家・宇山佳佑氏によるオリジナルだ。
事故に遭った太陽の命を救う奇跡の代償として心を差し出すことを決意した雨。心を差し出すとは、五感を奪われること。3カ月かけて順に奪われていくことになり、第2話は、最初に味覚が奪われるまでを描いた。
それと同時に明かされたのが、太陽の母の死の真相だった。事故に遭って入院中のベッドで火災の夢を見た太陽。その後、かすかな記憶がよみがえり、図書館で当時の新聞を調べ、陽平に「正直に言ってよ」と迫った。
母は家業である花火製作の工場で起きた火災で亡くなっており、原因は父・陽平(遠藤憲一)の不注意と聞かされていた。だが、実際は幼い太陽が静電気の放電をしないまま工場に入り、火薬に触れようとしたことがきっかけだった。
爆発が起きたとき、陽平は出掛けており、母・明日香は太陽を助けるために火の中に飛び込んだのだという。助け出された太陽は、目を覚ましたときには心を守るためか、火事の記憶がなくなっていたが、母の写真を見ると過呼吸を起こすように。このままでは一生苦しむことになると、陽平は明日香の写真をすべて燃やしてしまい、太陽の妹・春陽(出口夏希)が母親の顔を覚えていないことにつながってしまったのだった。
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