アイドルが投稿した写真を見て応援できるアプリ「CHEERZ」と「My Girl“VOICE ACTRESS EDITION”」のコラボ企画。その“CHEERZ”フィードのランキングにて、見事2位を獲得した6人組のアイドルグループ・バンドじゃないもん!の恋汐りんごが登場。テレビアニメ『つぐもも』で声優を務めるなど、憧れの声優業へも活動の幅を広げる彼女に、自身が思うアイドル像、そして未来のことなどの話を伺いました。
――恋汐さんが“一度きりの人生”だからこそ、後悔しないために意識していることはありますか?
「今こうして“恋汐りんご”として活動できていることは、運命だと思っています。私だけじゃなく誰もが一度きりの人生なわけで、その中で、恋汐りんごが好きとか恋汐りんごを選んでくれた人と出会えたことも奇跡みたいだけど、きっとそれも運命なんじゃないかな。だからこそ、一瞬一瞬を大切にしたいと思っています」
――これは誰にも負けないと自負する点は何ですか?
「恋汐りんごでありたいと思う気持ちはすごく強いです。四六時中、恋汐りんごのことを考えています。歌やダンスはもちろん何をするにも、しお(恋汐りんご)だったらこう動くかなとか、ちょっとした仕草もしおだったらこうかなとか。ツイッターとか自分が発することすべて“恋汐りんごだったら”がベースにあります」
――セルフプロデュースしている感覚なんですかね。
「そうかもしれません。もともと恋汐りんごが誕生する前から、自分の理想とする女の子になりたいと思っていました。当時は誰に向けてやっているわけでもなく、鏡の前で一人で踊るだけの自己完結の世界でした。それが今はその理想の女の子=恋汐りんごを発信する場もあり、それを受け取ってくれる人も少しずつ増えて、見てくれる人がいる世界に来れた。だからこれからは自分だけの恋汐りんごじゃなくて、もっともっと広い世界からみた恋汐りんごを表現していきたいと思っています」
――徐々にそのように変化してきたんですか?
「変化というか進化しているという感じかな。理想とする女の子になりたいっていう核はずっと変わらないです。私は変わらないこともとても重要だと思うから、ブレない部分はブレずに進化していきたいなと思っています。言っていることがコロコロ変わる人とか、あまり信用できないじゃないですか(笑)。私はやると決めたらやるし、貫く場所は貫きたい。でも結構頑固なので、それが困っちゃう時もあるんですけどね。私はこうありたい、こうしたいって思うのに、自分の実力がともなっていない時も多いし…。それが妥協できる性格だったらよかったけど、多分そうじゃないので。私はアニメの主人公のように、誰かの物語の主人公=ヒロインになりたいんです。だからそういう意味も込めて“絶対ヒロイン”って言っています。今の恋汐りんごは完成形じゃなくて、まだまだ満足していません。常に向上心はあるし、もっと進化しなきゃって思っています」
――声優やアニソンシンガーなど、アニメの世界に興味はありますか?
「アニメが好きというルーツがあり、そこから恋汐りんごが形成されているという自覚があります。アニメの中の女の子って、学校とか集団の中での描写もあれば、家で一人でいる時の描写もあったり、ずっとその子の世界なんですよね。それに憧れていて、私が目指すところは人間の普通の女の子じゃなくて、そういう次元を超えた存在になりたいんです。そんなふうになるにはどうしたらいいかって考えた時に、まず思いついたのがアイドルという偶像になること。私を世界で一番かわいいと本気で思ってくれる人がいる状況って、やっぱり今、アイドルという偶像になっているからだと思うんです。そしてアイドル活動を続けてきて、より完璧な存在になりたいって思うようになってきました。そう思った時に、私が目指す理想像はやっぱりアニメの中の女の子。そのためにも、声優としての活動を本格的に始めたいと思っています」
――声の仕事をすることによって、理想に一歩近づけるかもってことですね。そのために今努力していることは?
「今は歌のお仕事が中心なんですが、私が所属している“バンドじゃないもん!”は6人グループなんですけど、ソロで歌えるところって本当にワンフレーズだったり、短いんです。だけどその短い中で、声だけで気になってもらったり、声だけで恋汐りんごの世界観を表現できる歌い方を意識しています。恋汐りんごにしか歌えない歌を歌うっていうのを、すごく心がけています」
――それが必然的に個性になりますね。
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