小田井涼平が「第2のふるさと」で見せる素のふれあい 距離感が近く、ほっこり感マシマシな「小田井涼平のあい旅」宮城編

2024/01/18 12:00 配信

バラエティー

「伝承千年の宿」で伊達政宗が愛した名湯を堪能


「秋保温泉」にやってきた小田井は、伊達正宗が愛したとされる温泉を堪能するため「伝承千年の宿 佐勘」を訪れる。宿の入口に書かれた「伊達家湯守り」という文字にテンションが上がる小田井。実は同宿は代々「湯守」を務め、江戸時代には伊達家の「湯浴み御殿」として栄えたといわれている。

歴史ある宿だけにその景観も見事で、露天風呂に通じる廊下は「能とかできそう」と小田井がはしゃぐほど。その一方で、眼下に望む名取川のせせらぎを感じて「ちょっと静かにしましょう」とスタッフを制する。「贅沢ですね~ホントに!」と、温泉に浸かる前からワクワクが止まらないようだ。

川のすぐ近くまで続く廊下を降りたところで、源泉掛け流し露天風呂「河原の湯」に浸かった小田井。「あー!最高やね!」と声を裏返しつつ、温かいお湯に身体を預けた。川底に沈む落ち葉が見えるほど穏やかな流れ、そして透明度が高く美しい川。絶景を堪能しながら、「ええね…これは…!」としみじみこぼし、旅の疲れを癒やした。

地元の人とふれ合う“わちゃわちゃ感”もパワーアップ


番組がリニューアルしてから2回目の放送となる今回。以前よりも、地元の人との距離が近いように感じた。その理由は、小田井自身が「第2のふるさと」に対してリラックスしていたことが要因ではないだろうか。

たとえば農産物直売店で堪能したお茶の足湯「茶っぽりん」のシーンでは、小田井が店員へ「一緒に入りましょう」と告げて仲よく足湯を堪能。店舗スタッフも「ちょうどいい」とコメントする姿は、気安い友だちどうしのようだった。

さらに足湯から出て餅をつく男性らの姿を見ると、小田井が笑いながら「疲れてきてない?」と餅つき役に声を掛ける。そして素直に「変わってください」と返事をする男性の頼みを引き受けて、小田井が餅をつくことに。小田井が餅をつくたびに、店員からは「よいしょ!」と元気よく声が上がる。威勢のいい掛け声は続き、小田井が「もうええって」とツッコむまで終わらせない雰囲気があった。

もともと道行く人との距離は近い小田井だが、今回は特に地元の人と近い距離感で接していた気がする。リニューアル後は、いままで以上に“旅のふれ合い”にフィーチャーするようだ。小田井のサービス精神豊富なコミュニケーションは、見ているだけでも楽しい。これまでよりさらに“ほっこり”なシチュエーションが増えた同番組だけに、今後も心温まるふれあいに期待したい。

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