――グループ活動についても伺いたいと思います。加入してから現在までで、ご自身の変化や成長を実感するタイミングはありましたか?
私は「3rd TOUR 2023」から変わった感覚があるんです。自分で「3rd TOUR」の映像を見返しても、自分じゃない人が映っているように感じます。「2nd TOUR(2022“As you know?”)」と「3rd TOUR」で、それくらい感覚が違うんです。良いことなのか悪いことなのかは自分では分かりませんが、確実に変わったと思います。
――何かきっかけがあって、意識的に“変わった”のでしょうか?
何かを意識したわけではなく、勝手に変わっていました。それが自分では少し寂しかったんです。変わっていってしまう自分が怖くもありました。
「2nd TOUR」の頃は、一つの公演中にいろんな楽曲に合わせて自分を切り替えていく作業がまだできていなかったんです。でも、「3rd TOUR」からはコロコロと変われるようになっていて、それが寂しい。ただ、周りの方はすごく褒めてくださるので、それは良かったと思っています。
――2023年は藤吉さんにとってどのような年でしたか?
新しいことをずっとさせていただいていました。グループ活動では、海外への進出や展覧会もさせていただきました。個人での活動も多く、刺激的な毎日でした。
――では、2024年の活動で挑戦したいことを教えてください。
お芝居ももっと勉強できたらいいなと思っています。それから写真は撮っていただくのも好きですが、撮ることも好きなんです。まだ世に出せていない写真がたくさんあるので、それを面白い形で出せたらいいなと思っています。
――藤吉さんが撮影したメンバーの写真ということでしょうか?
いや、スタッフさんが多いんです。私が勝手に撮っているだけなんですが、いつか世に出したいです。
――最後に、藤吉さんにとって“アオハル”な思い出を聞かせてください。
2023年にグループのメンバーたちとフランスに行ったんですが、その時にみんなとテラス席でご飯を食べられたことがすごく楽しくて、印象的でした。普段、テラス席で食事できるようなことはなかなかないので、青空の下でご飯を食べられたことがうれしかったです。
◆取材・文=山田健史/ヘアメーク=渋谷絵里奈、スタイリスト=市野沢祐大(TEN10)
※山崎天の崎は正しくは「立つさき」
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