森久保祥太郎、堀内賢雄の40年以上声優界で売れ続ける秘訣“巨匠にならないこと”に感心「賢雄さんに夢見させてもらってる」<声優と夜あそび>

2024/01/18 11:00 配信

バラエティー アニメ

森久保祥太郎が出演する「声優と夜あそび ウォーカーズ」(C)AbemaTV,Inc.

声優の森久保祥太郎が出演する「声優と夜あそび ウォーカーズ」(毎週月~金曜夜11:30-11:50 ABEMAアニメLIVEチャンネル)、1月8日~12日放送の #150〜154では、ベテラン声優の堀内賢雄をゲストに迎え、ユーモアたっぷりの堀内と大盛りあがりのサシ飲みをくり広げるのに加え、恩師・たてかべ和也さんへの想いや、40年以上声優界で売れ続ける秘訣などの本音トークもくり広げられた。

堀内といえば、ユーモラスな“遅刻の言い訳”が声優業界で語り継がれているほど。今回もオープニングで堀内が遅れて登場し、「ごめん、タクシー捕まえたらラクダだった」とお得意の言い訳を放ち、森久保は「ありがとうございます!」と大喜びで、笑いに包まれながら番組がスタートした。

【写真】自身の遅刻の逸話に触れる堀内賢雄(写真左)(C)AbemaTV,Inc.

“遅刻の言い訳”

「声優と夜あそび ウォーカーズ【森久保祥太郎】#150〜154」より(C)AbemaTV,Inc.


その後、堀内は、そんな自身の遅刻の逸話に触れ、「“くもの巣におばあさんが引っかかったのを助けた”は、自分で言ったんです。本当なんです。でもその後、いろんなのが出てくるわけ。それはみんな誰かが作ってきてる!」と明かす。あたかも自身の“遅刻の言い訳”として業界内に広まってる状況に、「そんな遅刻しませんですから!」と訴えつつ、「なんで俺が矢面に立つんだって、納得がいかないんだよ〜」となげいていた。

ユーモアあふれる堀内と軽快なトークを続けていくなか、お酒が進むと、しっぽりとした本音のトークとなり、声優になるまでの経緯を語った際には、堀内が、恩師・たてかべさんへの深い想いを語る。DJ、報道番組などのレポーターを経て、声優へ転向という異色の経歴を持つ堀内は、テレビ局のプロデューサーに演技の仕事をすすめられ、たてかべさんが代表を務めていた声優事務所へ所属したと言うが、堀内はその後を「そっから地獄が始まるわけ」とふり返る。

役をさしかえられたりと、まったくの未経験だった芝居にざ折したことを語り、「それでたてかべさんに、“僕は僕の世界にいきます。お芝居、向いてません”って言ったんだよ」と一度は、たてかべにも辞める決意を伝えたことを明かす。

そんななか、たてかべさんのマンツーマンの特訓を受けたと話し、「その時、芝居のへたさと同時に味わったのが、たてかべ和也の愛情」とふり返った堀内は、「常に思うのは、やっぱりここがあったから。人から受けるやさしさが俺を大きくしてくれるっていうのがあって、人はひとりで生きられないだなって思った」と恩師のたてかべへの深い感謝を語ると、森久保は「人に歴史ありなんですよね」と深くうなずいていた。

「声優と夜あそび ウォーカーズ【森久保祥太郎】#150〜154」より(C)AbemaTV,Inc.