【漫画】堅物教師と生徒が“禁断の関係”に…コンセプトカフェでの出会いに「読み応え抜群」の声

2024/01/26 09:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

教師と生徒の二重の関係を描いた『堅物教師が初めてコンカフェへ行く話』が話題(C)横山左/集英社

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、“教師と生徒の二重の関係”を描いた漫画『堅物教師が初めてコンカフェへ行く話』をピックアップ。

作者である漫画家の横山左さんが、2023月12月8日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、9800件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では横山左さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

堅物教師が初めての“コンカフェ”で慌てふためく

『鶴子の恩返し』第1話(4/47)(C)横山左/集英社


本作は、漫画雑誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載されている漫画『鶴子の恩返し』の第1話。主人公の高校教師・猫門文蒋(ねこかどぶんしょう)は、学校に漫画を持ってきた生徒に反省文を書かせるほど校則に厳しい“堅物教師”として知られていた。しかしそれには“子供たちにルールを当たり前に守れる大人になってほしい”という想いがあったのだ。

そんな猫門の家には、若くして病気で亡くなった姉の遺影が飾られていた。12歳の時に事故で両親を亡くして以降、大学を卒業するまで姉に育ててもらった猫門は、姉の無表情な遺影を見て“姉さんは…幸せだったのかな…”と考える。すると偶然棚の後ろから、姉がメイド服を着て笑顔で映るチェキを発見。“姉さんが不埒な店で仕事を…?”と戸惑いつつも、姉の働いていたお店が気になり、翌日、猫門は「おとぎの國」という店を訪れることにする――。

猫門がメイドカフェだと思っていた場所は、“幻の宝物を探す王子様がおとぎの國に迷い込む”という設定のコンセプトカフェ(=コンカフェ)だった。そして猫門は、鶴子という新人店員の接客を受けることに。鶴子と“おまじない”や“チェキ撮影”などをおこない、初めてのことに動揺を隠せない猫門。しかし退店時には、一生懸命接客をしてくれた鶴子に対して、「こんなに心を込めて接客してもらったの生まれて初めてでしたよ」とお礼を告げた。

その後、いつもの学校生活に戻った猫門だったが、学校の廊下で偶然“制服を着た鶴子”に遭遇する。実は鶴子は、猫門が働いている学校の生徒だったのだ。気づけば“教師と生徒”“客とメイド”という二重関係になってしまった2人…。驚きのあまり、呆然とその場に立ち尽くす2人の描写で第1話は幕を閉じている。

ネット上では、「鶴子が最高にかわいくて癒されました」「オチまでしっかりしていて読み応え抜群!」「コンカフェの雰囲気とか描写が丁寧」「堅物教師がコンカフェで戸惑いまくる様子が面白い」「続きが気になる」などの好評コメントが寄せられていた。

作画の際のこだわりは「とにかく鶴子をかわいく描くこと」

『鶴子の恩返し』第1話(16/47)(C)横山左/集英社


――『堅物教師が初めてコンカフェへ行く話』(『鶴子の恩返し』)を創作したきっかけや理由があればお教えください。

女の子がたくさん出てくる話を描きたいと担当編集さんに相談した際、アイドルやメイドカフェ・コンカフェなど候補をあげてもらいました。数年前にメイドカフェを舞台にした漫画のネームを描きボツになったことがあったので、「今なら描けるかもしれない」と思い題材として選びました。そこから先生や鶴子のキャラを作っていきました。

――本作では、主人公がコンセプトカフェで動揺する姿が、非常に面白くて印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

2人の思いがすれ違っている様(さま)に注目していただきたいです。鶴子が頑張ってご奉仕すればするほど、猫門先生は顔色が悪くなってしまうので…。猫門先生が怯えているときの顔の影を描き込む時間は楽しいので、これからもたくさんすれ違ってもらいたいと思っています。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

チェキを撮ろうとしてハートを作り2人の手が当たってしまうシーンが好きです。普通なら「ドキッ…」とかになりそうなシーンですが、この2人ならではの反応がかわいくてお気に入りです。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

『鶴子の恩返し』のキャラたちが大好きなので、「この人たちが〇〇してるところが見てみたい」という興味で考えることが多いです。あとは、コンカフェへ取材に行ったとき、「これは猫門に体験してほしい」と感じた経験から作ることも多いです。

――横山左さんが普段作画を行う際に、こだわっていることや特に意識していることはありますか?

とにかく鶴子をかわいく描くことです。連載前に、鶴子の目の描き方を何パターンも試す期間がありました。繰り返すうちに何がかわいいのかよく分からなくなり、悩みながら作画を続けていました。今もたまに分からなくなります。読者の方から「鶴子がかわいい」とお声をいただくと、とても嬉しい気持ちになります。

――今後の展望や目標をお教えください。

野望はアニメ化です!メイド服のフリルが揺れているのを映像で見てみたい気持ちや、本気で怯える猫門先生の声を聞いてみたい気持ちでいっぱいです。あまりにも大きすぎる目標ですが、たとえ実現しなくても、アニメ化したいと思っていただけるくらい面白い話を届けたいと常に思っています。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつも『鶴子の恩返し』を読んでくださりありがとうございます!読者さんからの“つるこ愛”からいつもパワーをいただいております。これからも楽しい漫画をお届けするので、今後の展開も注目していただけたら嬉しいです!