福士蒼汰“真和”「人は、どうして愛を求めてしまうんだろう」恋愛偏差値の低いまま大人になってしまった男女の不器用なラブストーリーが始まる<アイのない恋人たち>

2024/01/20 06:00 配信

ドラマ

「アイのない恋人たち」第1話あらすじ


真和(福士蒼汰)は、33歳独身の売れない脚本家。高校時代から一貫して、「一人でも多くの人が、生きる勇気が出るような脚本」を目指し執筆を続けているが、数年前に獲った新人賞を最後に、鳴かず飛ばずのくすぶった生活を送っている。

ある日、真和は高校の同級生、多聞(本郷奏多)と雄馬(前田公輝)と、15年ぶりの再会を果たす。多聞は一流企業のサラリーマン、雄馬は生活の安定した公務員職に就いていたが、三人そろって独身かつ彼女なし。

真和は愛、雄馬はeye(見る目)、多聞はI(自分)のないアラサーになっていた。そんな現状に嘆くのは雄馬のみ。まともな恋愛経験のない多聞はこの先のビジョンを持たず、「愛」のない真和に至っては、後腐れない関係でいられる相手をマッチングアプリで見つけては、三回会ったら連絡を断つと決め、出会いと別れを繰り返している有様だ。

一方、脱サラしブックカフェを経営する絵里加(岡崎紗絵)は、31歳になる今日まで男性経験ゼロ。店のローンを抱え、引きこもり気味の兄、それを甘やかし続ける母、見て見ぬ振りの父に囲まれた生活の中、恋愛も結婚も自分には縁のないものと諦めている。

ところが、店にやってくる同年代の女性客、奈美(深川麻衣)の積極的な婚活姿勢が絵里加を触発。ほんのお試しのつもりでマッチングアプリに登録してみると、意外にも即、気の合う相手が見つかる。恐る恐る、イケメンなプロフィール写真にほだされ初デートに向かうと、そこに真和が現れる。

――という物語が描かれる。

「人は、どうして愛を求めてしまうんだろう」


公式HPなどで公開されている予告動画は、「あなたは寂しくなる時はありませんか?」と問いかける真和の様子からスタート。絵里加、多聞、栞、雄馬、奈美、愛とそれぞれの姿が映し出され、「人は、どうして愛を求めてしまうんだろう」と呟く真和。

場面は変わり、絵里加が真和に「あなたが書いた脚本、読んでみたい」と真剣に伝える姿も。

一方、「いっそ恋愛なんて世の中から無くなった方が…」と漏らす多聞に栞は「私は誰かを愛したいです」と話す。また「運命の人なんか現れないんじゃないか」と言う雄馬に対して「郷さんを受け入れてくれる人はきっといます!」と真っ直ぐ伝える奈美。

さらに「初めてキスしたんじゃなかったっけ?」と色っぽい表情で真和に接近する愛の姿や、脚本を読み「絶対見ます。映画になったら」と涙目になる絵里加の姿が切り取られている。