「真犯人は他にいる」ナ・イヌ“ジンソン”が殺害現場で見つけた“カフスボタン”の持ち主が判明<ずっとあなたを待っていました>

2024/01/24 18:30 配信

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我慢の限界に達したジンソンがミンギュに殴りかかる…


その頃、ヨンジュ(キム・ジウン)のもとに、またしても差出人不明の動画が1本届く。その内容は、何者かが女性の足首を切断している様子で、「真犯人は他にいる」というメッセージも添えられていた。そして検察庁でヨンウン(クォン・ユル)を中心に協議したところ、足首を切断した人物の腕時計がミンギュの物と同一であることが発覚する。

一方、再び捜査線に浮上したミンギュを追っていたジンソンとユク刑事は、一連の殺人事件の犯人とされた“ソンヨン”の姉に話を聞く。すると彼女は、“ソンヨンが亡くなる少し前に「会うのはこれが最後だ」と大金を渡しにやって来た”と涙ながらに打ち明ける。

彼の身辺で大金を動かせる人物はミンギュのみであることから、2人は“ミンギュは妻を殺し、ソンヨンを買収して罪をかぶせた”と見て捜査を続けることに。こうして緊急逮捕要件は揃ったのだが、ヨンウンは“再捜査だからこそリスクを最小限に抑え、最短で逮捕する方法を選ぶ”と、慎重な姿勢を見せた。

逮捕状が出るのが遅いことに苛立ちを隠せないジンソンは、ユク刑事とミンギュ宅で張り込みをおこなっていた。しばらくして出てきたミンギュは、これまでとは別の女性と食事をしており、あろうことかレストランの従業員に暴力をはたらく。しかも、そのタイミングでミンギュの令状が棄却。腹を立てたジンソンはミンギュに殴りかかり、ミンギュはそのまま救急車で運ばれて行ってしまう。

そんな中、ジンソンが持っていた携帯電話に非通知設定からの着信が入る。しかしその携帯はジンソンのものではなく、実はミンギュと揉み合いになっている際、ジンソンはミンギュから“2台目の携帯”をくすねていたのだ。そしてラストシーンでは、非通知設定で電話をかける“ギヨンの姿”が映し出されるのだった――。

ミンギュとギヨンは事件にどう関わっているのか…?


第1話から容疑者としての疑いをかけられ、ここへ来てもなお犯人候補として頭角を現すミンギュ。これまでも、証拠が出てきては姿をくらましたりアリバイ証言が出たり、のらりくらりと捜査をかわしてきたが、同話では検察や警察からの情報をギヨンからもらっていたことが判明した。

ギヨンは検事長の娘・ヒジュ(チョン・カヒ)などを使いながら言葉巧みに情報を聞き出し、ミンギュに伝えていたと考えられる。

ジヌの殺害に関しても、手にかけたのがミンギュで、その様子を撮影してジンソンやヨンジュに送ったのがギヨンだとすればつじつまは合うが、果たしてこの2人は本当に真犯人なのだろうか。正直ジヌを殺した理由が見当たらないため、安易に決めつけることはできないが、どちらにせよミンギュとギヨンが事件に関わっていることは間違いないだろう。

また同話では、アメリカから帰国したヨンウンが自室で家族写真のようなものを見つめるシーンが描かれており、写真はぼかしてあったが、母親のような人物と息子らしき人物が2人映っていた。もしかするとヨンウンには弟がおり、ヨンウンが何度もジヌのことを回想して、ジンソンにも「僕に協力できることがあったら…」と送っていることから、“ジヌ=ヨンウンの弟”という可能性も推測できる。本作では、ヨンウンに関する秘密も隠されていそうだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部