M!LK、結成から9年も「いつまでたっても最初の1年目のように楽しい」

山中柔太朗撮影:山田健史

山中柔太朗が明かす塩崎太智の第一印象は「最初は怖かった」


――佐野さんは、山中さんの第一印象を聞かせてください。

佐野:柔太朗とは、本当の初めては覚えてないんですけど、新メンバーとして入ってきた時に初めて顔合わせしたのが記憶に残っています。当時は「すごく気を使うやつなんだな」という印象でした。

でも、その後のツアーで新メンバーがたくさん曲を覚えなくちゃいけない時に、柔太朗が当時の新メンバーを控え室に集めて話し合っていたんです。たまたま聞こえちゃったんですけど、「まだ追いつけてないのはやばい」「ちゃんとしよう」と新メンバーを引っ張っていた姿が印象的で「責任感が強いんだな」と感じました。

今の5人でも、柔太朗は締めるところは締めてくれるタイプなんです。

山中:学生時代の部活でもずっと部長をしていたりしたので、昔からそういうタイプではありました。

――お隣の塩崎さんについてはいかがですか?

山中:第一印象から一番変わりました。最初は怖かったです。後輩とあまり話すようなタイプじゃないんですよ。

吉田:とがってたよね。「他の人は興味ない」みたいな。

山中:メンバー同士でわちゃわちゃしている姿も見ていたので、「面白い人なんだろうな」とは思っていたけど、直接はあまりしゃべれなくて、「どういう人なんだろう」と思っていたんです。話すようになってからは、やっぱり面白い人でした(笑)。

塩崎:僕も僕で怖かったんですよ。事務所の人からも「柔太朗は研究生の中でもしっかりしている」と聞いていて、その頃の僕は悪ガキだったので、「そのうち柔太朗に怒られるかもしれない」と思って(笑)。

塩崎太智撮影:山田健史

塩崎太智「吉田さんは一人だけ気合いのレベルが違った」


――では、塩崎さんは吉田さんについて教えてください。

塩崎:吉田さんは同期で、同じオーディションだったんです。一人だけみんなとは気合いのレベルが違って、「こういう人が業界に入るのか」と思いました。待ち時間にも僕がキッズ携帯でゲームをしている間、彼はずっとストレッチしているんです。「こんな人がいるなら自分は絶対に落ちるな」と思っていたんですけど、まさか受かって同じグループで活動することになるなんて…(笑)。

最近の印象は「ルーズなのにちゃんとしてる人」という感じ。忘れ物をよくするし、マイペースなところもあるけどちゃんとしていて、よく分からないです(笑)。

――吉田さんから見た曽野さんの印象はいかがでしたか?

吉田:舜太はグループに入ってくるまで知らなかったので、最初の印象は「誰だろう?」という感じです(笑)。加入してから5年くらい一緒にいて思うのは、嫌な顔をしているところをほとんど見ないんですよね。ずっとポジティブ。グループのハッピーオーラを担っている部分もありながら、ちゃんと大人な部分もある。努力もできるし、元気で頭の良い、すごく良い子だなと思います。

山中:学校の先生みたい(笑)。