サスペンススリラーなどの“ジャンルもの”が多い印象だが、それは本人いわく“魅力を感じるキャラクターを選択した結果”だという。「殺し屋たちの店」では、ごく普通の女子大生から突如、殺しのプロたちに命を狙われることになってしまう主人公ジアンを熱演している。
1話冒頭で見せる、すご腕スナイパーに照準を向けられた絶体絶命な状態での緊張感。さらに、唯一の肉親ジンマン(ドンウク)の葬儀での、訳も分からず取り残されたようなぼうぜんとした表情。葬儀を終え一人きりになった瞬間にふいに湧き上がってくる悲しみと、幼い子どものような慟哭…。冷静に考えればあり得ない状況で展開する“ジャンルもの”ならではのストーリーも、ジアンの表情一つ一つにリアリティーがあるので視聴者は何の違和感もなくストーリーに入っていくことができる。
そして今回は、ムエタイをベースにしたかなり実践的なアクションにも挑戦している。撮影開始前には、アクションスクールで体力作りから準備。何しろ努力の人だ。かなり厳しいトレーニングを乗り越えて完成させたというアクションシーンにも期待が高まる。
制作発表会見ではドンウクからも「“さえないお兄さん”である僕をサポートしてくれたり、現場の雰囲気を盛り上げたりしてくれました」と絶賛されていたヘジュン。高い壁を一つ一つ乗り越えるようにキャリアを積む彼女は、最新作でどんな新しい一面を見せてくれているのだろうか。
「殺し屋たちの店」第3、4話は1月24日にディズニープラスのスターで独占配信(全8話/毎週水曜2話ずつ配信)。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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