――響は娘のミライを助けるという揺るがない意志を持っていました。竹内さんは役者として大切にしていることはありますか?
お芝居の現場では、「こうしたほうがいいかも」と思うことがあったとしても、それが正解かどうかは分からないので、菅原監督やスタッフの意見を伺ってもっといい方向を目指します。
いい作品にするために、しっかり相談することを大切にしています。今回の現場でも撮影直前のギリギリまで、いろいろ微調整をしたんですよ。みんなが納得して、「じゃあこれで行こう」ってシーンと向き合えるのが理想です。
――劇中では希望の塔・ユートピアが登場しますが、竹内さんにとって理想のユートピアってどんな場所でしょう?
緑がいっぱいある所かな。海よりも山派。そういう自然豊かな場所で自分が好きな人たちと集まれたらいいですよね。仲間たちと好きな作品を観て、夜中まで「ああでもない、こうでもない」って喋りながら過ごして。「こんなことをやったら面白いよね」というみんなのアイディアを持ち寄って作品を作りの話をしたい。都会でずっと机を前に考えても思いつかないことが思い浮かぶと思いますし、自然に触れてリフレッシュするのって大事ですよね。
――竹内さんはリフレッシュ方法をたくさん持ってそうですね。
写真を撮ったり、美味しいコーヒーを淹れたり、運動だったり。好きなことは、だいたい決まっています。好きなことをやっている時間は、やっぱり心が落ち着きます。お仕事を頑張るらめにも、心と体のバランスを整える時間は大切にしたいですね。最近は、知り合いのお芝居のワークショップに参加することもあるのですが、そういう場所でみんなとフラットにお芝居をする時間もいい時間です。
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