三木眞一郎、「“薄桜鬼”の魅力はシナリオ力!」

2017/08/15 12:00 配信

アニメ

「薄桜鬼」シリーズで新選組副長・土方歳三役の三木眞一郎

幕末を舞台に新選組の活躍を描いた人気アニメ「薄桜鬼」シリーズが、時代劇専門チャンネルで完全放送!

8月16日(水)から深夜枠【時専S40】でアニメのTVシリーズ3作品全35話、OVA全6話、劇場版2作品に加えミュージカル作品の沖田総司篇、土方歳三篇、風間千景篇の3作品も放送する。

「薄桜鬼」シリーズは、2008年に「オトメイト」から発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。幕末に活躍した新選組隊士との恋愛要素に加え、“鬼”や“吸血鬼”なども出てくるファンタジー要素を含んだ人気作で、1作目の発売から9年が経過した現在も多くのファンに支持されている。

今回、完全放送にあたり、アニメ全シリーズでメインキャラクターの新選組副長・土方歳三を演じた三木眞一郎に話を聞いた。

――完全放送されると聞いて、どう思われますか?

「いまか!というのと、これだけの数があるタイトルを完全放送するんだという驚きがありました。また、最初の頃に比べると時間もたっているのに、変わらず応援してくださっている方がいるというのも感じられて、とてもうれしい気持ちになりました」

――シリーズの魅力を教えていただけますか?

「もともと、乙女ゲームからスタートしている作品ですが、史実をかなり詳しく取り込んでいるところが魅力ですね。プロデューサーもそこにこだわっているので、歴史が好きな人も楽しめる作品だと思います。また、ファンタジー要素を含んでいる中で、都合の良いように史実を曲げてないところが素晴らしいと思います」

――今回、ミュージカルも放送するとのことですがご覧になられたことはありますか?

「土方篇を見に行きました。(主演の)矢崎広君がかっこよかったですね」

――実際にご覧になられた感想をお願いします。

「“2.5次元”とは言われていますが、薄桜鬼に関しては2.5次元ではないと思います。お芝居が好きで、この作品が好きで、与えられた登場人物が好きな人が演じている舞台だと。舞台として素晴らしかったと思いました」

――アニメファンで、まだミュージカルを見ていない人も楽しめますか?

「舞台なのでアニメのような表現は難しい部分もありますが、だからといって2つの作品の差異を感じることはほとんどありません。アニメファンの人たちにもぜひ見てほしいですね」

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