みちょぱこと池田美優と森香澄が、3月4日(月)からスタートするZ世代・ハイティーン向けの情報バラエティー番組「ハイティーン・バイブル」のMCを担当することが決定し、都内で合同取材を行った。
同番組は「ABEMA」の新作オリジナルで、無限に広がる将来の選択肢を前に揺らぐZ世代やハイティーン(17〜19歳)に寄り添う、等身大な情報バラエティー番組。その番組のMCに、人生の先輩であるみちょぱと森香澄が起用された。
森が「ハイティーンと呼ばれる“人生の岐路”に初めて立つような年齢の子たちの悩みを取り上げて、解決策をみんなで話し合ったりする情報番組です。あと、初めて一人暮らしをする時にどういう条件を挙げたらいいかとか、生活に寄り添った情報もお伝えします」と、番組内容を紹介。
みちょぱも「“共感型情報バラエティー”なので、スタジオにリアルなハイティーン女子に来てもらって、その子たちの意見を聞いたりもしています。“若い子”とくくられがちで、スタジオにはその世代の子が5人いるんですけど、みんなバラバラな意見を持っていたりするので、同じ世代でもいろんな考えを持っているんだなって感じましたね。私、言うても25歳で、まだ若いほうだと思ってるんですけど、それでも自分が考えたことのない考え方をしてる子がいるので、『この子と同じ考えだ』とか『こういう考えもあるんだ』って、参考にしてもらえるんじゃないかなって思います」と見どころを伝えた。
ハイティーンがターゲットの番組ということで、それぞれのハイティーン時代に経験した“忘れられない恋”について聞かれると、みちょぱ、夫・大倉士門と「16歳くらいから一緒にいるので“忘れられない”というか、現在進行形なので“忘れちゃダメでしょ!”って感じです(笑)」と語り、自身のハイティーン時代は、大倉と一緒に過ごしてきた時期だと言い、仲の良さを垣間見せた。
森は大学受験の時期を振り返り、「18歳の大学受験の時期に予備校と呼ばれる塾に通っていて、勉強する場ですけど、自習室でちょっとかっこいい人の隣に座ったりして、予備校に行くモチベーションを上げてました(笑)。でも、受験期って恋愛をしちゃいけないっていう暗黙のルールみたいなのがあって、結局告白とかもしなかったので、その時期が一番“淡い恋”をしてたのかなって思います」と明かした。
“ハイティーン時代に戻れるなら何がしたいですか?”という質問にも、全く違う答えが返ってきた。みちょぱは「戻りたくないなぁ。楽しかったし、何の後悔もないです。『Popteen』のモデルをやらせてもらっていましたし、17歳くらいからテレビでのお仕事もさせてもらっていて、学生らしいことはほぼゼロだったんですけど、仕事のほうが楽しかったから、全く戻りたいと思わない」と、ハイティーンの頃にやりたいことは全てやれたと断言。
森は「私は戻りたい」と答え、「戻って何かをしたいというワケじゃないんですけど、高校生の頃って“箸が転がっただけでも笑える年頃”っていうじゃないですか。本当に何でも面白かったんです。だから高校の“あの空間”に戻りたい。当時は、毎日学校に行って友達に会うというのが当たり前だと思っていて、その期間が“有限”だと分かってないんです。社会人になると気づきますよね。なので、それが分かった上でもう一度高校生をやってみたい」と、理由を明かした。
MCをする時の役割分担については、みちょぱは「この番組では“香澄姉(かすみねえ)”って呼んでるんですけど、基本的な進行は香澄姉がやってくれています。番組の中で“あざとテク”も披露してくれてるので、私はやらないけど(笑)、タメになるなって思う人はきっといると思います」と答えると、森は、みちょぱ大倉と)付き合ってた期間も長いし、今は妻となっているので、「その目線での意見も大事だなって思っています。それはハイティーンの子たちは持ってないし、私にもないものなので」と語った。
みちょぱが「どう見ても私たち2人って真逆なタイプじゃないですか。見た目もそうだし。なので、どういう意図でキャスティングしたんだろうなって思います」と、自分たちがMCに起用された理由を推測。
最後は、森が「とにかく盛りだくさん。情報もあれば、みんなのエピソードトークもあって、きっといくつか共感できるところがあると思います。“ティーンの世代って何を考えているのか分からない”とか“若い子の考えてることは分からない”って一蹴しがちですけど、リアルな声を聞いて知ってもらうと距離感も近くなると思います」と、みちょぱが「ハイティーンの子たちは共感できますし、その世代の子を持つ親が見ても楽しめる番組だと思います。子どもがいないという方も、情報とかがきっと役立つと思いますので、ぜひ見ていただきたいです」と番組の見どころをアピールして締めくくった。
「ハイティーン・バイブル」はABEMAにて3月4日(月)夜11時からスタートし、毎週月曜日に放送される。
◆取材・文=田中隆信