たとえ相手が大先輩であっても、フラットに接する二宮。キムラのエピソードは何年も前の話ということだが、二宮のその姿勢は昔から変わらないのだろう。緊張しているときや不安があるとき、たった一言でも声をかけてもらうことで救われることがある。何年も前の出来事を覚えていて「救われた」と話すキムラに、二宮が投げかけた言葉の大きさを感じた。
相手の緊張や不安を察知して、相手が求めている言葉を投げかけることは簡単なことではない。相手が大先輩ともあれば、逆に失礼だと思ってそれを言葉にできない人もいるかもしれない。あくまでもフラットに相手と接し、自然に相手を気遣うことができる二宮の優しさや正直さは、これまでも共演者から数多く語られてきた。
前回の放送では、大森南朋と木村多江を「ちゃん」付けで呼んでいた。今回もキムラのことを「ドリさん」と親しげに呼んでいたことが印象的だった。二宮の優しさや、相手に緊張感を与えない雰囲気は、番組全体の温かい空気感にも影響を与えているのだろう。
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