鈴木拡樹「汗でTシャツの消費量がハンパない!」 舞台「煉獄に笑う」中間報告会&稽古場レポート

2017/08/17 14:00 配信

2.5次元

8月8日「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION」内特設ステージにて、舞台「煉獄に笑う」中間報告会が開催。出演する鈴木拡樹崎山つばさ前島亜美、村田洋二郎が登壇し、本作の見どころから稽古場話まで熱いトークで盛り上がった。

舞台「煉獄に笑う」中間報告会に出席した(左から)崎山つばさ、鈴木拡樹、前島亜美、村田洋二郎


舞台「煉獄に笑う」とは


舞台「煉獄に笑う」は、唐々煙による同名漫画を原作とした舞台版で、鈴木、崎山、前島ら豪華出演陣がそろい、また本作にてフィギュアスケート選手の浅田舞が本格女優デビューすることでも話題に。戦国乱世を舞台に日ノ本最大の湖・琵琶湖に甦るとされる伝説の化物“大蛇(おろち)”を巡り、武将たちがしのぎを削る大活劇を、実力派俳優たちが豪華絢爛に駆け巡る。

2015年に舞台化、2018年には福士蒼汰主演で実写映画化(3月21日〈水・祝〉公開)も決まった、同じく唐々煙が描く「曇天に笑う」の300年前を描く前日譚的本作を、「戦国BASARA」や「青の祓魔師」など、エモーショナルな演出で見る人を圧倒させる演出家・西田大輔が手がける。

そんな本作から、今回六本木ヒルズに集結したのは、大蛇につながる髑髏鬼灯(どくろほおずき)の謎に挑む・石田佐吉(後の石田三成)を演じる鈴木。大蛇に関わりがあるとされる曇神社八代目当主・芭恋と阿国の双子を演じる崎山と前島、また、佐吉が仕える織田家家臣・羽柴秀吉役の村田も到着。

【写真を見る】石田佐吉を演じる鈴木拡樹


曇芭恋を演じる崎山つばさ


8月24日(木)の初日に向け後半に差し掛かった稽古。鈴木は「今は殺陣を中心にストーリーも進めているところですが、僕がこの作品で楽しみにしていた曇の双子に出会うシーンは、舞台版でもすごくいいシーンになっているんじゃないかな」と自信。SUPER☆GiRLS卒業後初の舞台となる前島は「すごく熱量高く、集中している中でも、笑いもあり活気があって素敵な現場」と報告。

曇阿国を演じる前島亜美


羽柴秀吉を演じる村田洋二郎


またステージでは、村田の熱のこもった“2.5次元舞台とは?”の説明から、2.5次元舞台の魅力についてトークが展開。鈴木は「とてもやりがいを感じるのは、原作者の先生がその当時やりたかったけれど、いろんな理由でできなかったシーンを『舞台版でやってくれませんか?』と委ねられたときですね。『絶対にそのメッセージ届けますから!』って思いで演じています」と裏話を明かした。

一方で難しさもあると語る。「原作がある場合は、キャラクターが0から1になった状態でこちらにくるんですよね。その1から100、1000、10000にするのは、僕たちのやり方でできちゃうんです。それと原作とのいい折り合いの部分を見つけるのが、面白さであり難しさ(村田)」、「普通の描き下ろしの舞台では、皆さんはどのキャラの声も、どういう人なのかも知らない状態で見に来ますが、この2.5次元においては違いますからね。アニメ化されていることも多いので、担当されていた声優さんの喋り方も研究したりすることも…(鈴木)」と、役者としては特殊な作業も要するのだとか。

そこでこんな質問。