永野芽郁主演のドラマ「君が心をくれたから」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系) の第4話が1月29日に放送された。好きな人だから迷惑をかけたくないと、太陽に嫌われようとする雨。過去の一場面の真相が明かされていくと、その思いはさらに切なさを帯びた。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、ノスタルジックな雰囲気の長崎を舞台に、主人公・逢原雨(永野)が、かつてただ一人心を通わせた忘れられない男性・朝野太陽(山田裕貴)と“過酷な奇跡”に立ち向かうファンタジーラブストーリー。脚本は、純愛小説の名手として若い世代に注目の作家・宇山佳佑氏によるオリジナルだ。
太陽を救う奇跡の代償として、3カ月かけて五感を失っていく雨。味覚に続いて、嗅覚のタイムリミットが近づくなか、雨は太陽からの告白を断るつらい決断を。第4話では一人で抱えきれなくなった雨は、市役所職員の司(白洲迅)に奇跡のことは伏せて五感を失う珍しい病気なのだと打ち明けた。
そんななか、太陽の妹・春陽(出口夏希)が雨を訪ねてくる。8年前、雨が卒業式の日に太陽にラブレターを渡しにいったとき、対応した春陽は「おにいの夢、邪魔しないでくださいね」と言ってしまったことを後悔しており、もう一度チャンスをあげてほしいと頼みに来たのだ。
雨と太陽はハウステンボスに出かけることになるが、雨にとってこの日は太陽からの「卒業式」。そして奇しくもその夜に嗅覚を失ってしまうことになっていた。
自分のことを太陽に諦めさせるため、司を呼び出して協力してもらう雨。そして太陽には「私の好きな人、司さんなの。だから今日は太陽君に応援してほしくて。私たちがうまくいくように」と残酷なお願いをした。
太陽は居心地悪そうにしつつ観覧車に誘うと、雨の「いいよ」という返事にほっとして笑顔を見せた。だが、司が「2人で楽しんできな」と遠慮すると、雨が「なら、やめとこうかな。だって観覧車は恋人たちのものだもん。私たちには関係ないよね」と太陽に向かって冷たく言った。
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