鉄オタ・小田井涼平が大興奮 九州鉄道記念館で運転手体験中、原口あきまさに「うるさいな!」<小田井涼平のあい旅>

2024/02/01 12:00 配信

バラエティー

鉄オタ・小田井涼平が大興奮 九州鉄道記念館で運転手体験中、原口あきまさに「うるさいな!」※提供画像

小田井涼平がMCを務める「小田井涼平のあい旅」(毎週木曜夜8:00-9:00、BSJapanext<263ch>)。1月25日の放送回では、前回に引き続き福岡出身の原口あきまさがゲストとして登場した。小田井が見守るなか、原口は芸人になることを決意した場所で地元への感謝の思いを叫んだ。

「雪が積もったみたい」原口も驚愕の門司港名物・焼きカレー


小田井と原口は、原口の地元である福岡・北九州市を巡ることに。旅のスタートは、戦前まで貿易港として栄えた門司港。そんな場所にある明治から昭和初期の名建築が並び、“門司港レトロ”として知られる観光地スポットを歩きながら、天気に恵まれたことを喜ぶ2人。

立ち並ぶレトロな建物に「異国へ来た感じを味わえる」とはしゃぐ2人の前に、ある像が現れる。目を丸くして「なんですか…これ?」と問う小田井に、原口は「門司港バナナマン知らない?」とさらっと言ってのける。

「知らない」と回答する小田井に、原口は「門司港はバナナのたたき売りが発祥なんですよ」と簡潔に紹介。さすがの知識量だ。原口が言うように、門司港では明治に台湾からバナナを大量に輸入していた。輸送中に熟れてしまったバナナをなるべく早く売る手段として、生まれたのが露天で生まれたバナナのたたき売りなのだとか。

そんなバナナのたたき売りで有名な門司港にちなんだイメージキャラクターが、バナナマンとバナナマン・ブラック。2人のキャラクター像をあとにして、2人はレトロな雰囲気が一段と漂う「門司港駅」へ。

大正時代に建てられたこの駅は駅舎として、初めて国指定重要文化財に指定されている。少し昔の平均身長に合わせたような少し低めの切符売り場や駅全体の雰囲気に、小田井と原口は「昔の映像とかで出てきそう」と感想をもらすのだった。

続いては、旅の楽しみであるグルメを堪能。原口が薦める門司港グルメを食すため歩き始めたのだが、駅を出た途端に小田井は何かに気付いたようだ。「やたらめったらカレーの文字がある気がするんですけど…」という小田井に、原口は「よく見てください。“焼き”カレーって書いてあるんですよ」と大きく笑いながら改めて“世界に1つだけの焼きカレー”へ案内する。

門司港の名物「焼きカレー」。カレーにチーズと玉子を乗せてグラタン風に焼き上げた料理であり、門司港には40店舗もあるという。そんな数多い店舗のなかから、“世界に1つだけの焼きカレー”として原口が薦めたのは、「プリンセス・ピピ 門司港」という店だった。門司港焼きカレーのイベントで、第1位に輝いたこともある行列ができる人気店なのだとか。そんな同店のおすすめメニューは、野菜ソムリエが作る「王様焼きカレー」だ。

野菜ソムリエの資格を持つシェフが、厳選した15種類の旬の野菜をぜいたくにトッピングした店一番の焼きカレー。見た目の美しさもさることながら香りもいいようで、小田井と原口は食べる前からヒートアップしてしまう。

さっそくひと口食べた小田井は、「ワンランク上のカレー」と大絶賛。“王様”の名に負けない完成度だったらしく、小田井を驚かせた。一方、原口の前に運ばれてきたのは「牛肉ゴロゴロカレー」。同メニューは食べる前に削りチーズのトッピングができると聞いて、2人はさらにテンションを上げる。

店員の加減でチーズの量も変わるらしく、原口は「(うまい具合に)転がされているな」としみじみ。今回はチーズ好きにはたまらないチーズの量がトッピングされ、「うわ!こんなに!?雪が積もったみたい」とうれしそうに笑う。

目で楽しんだ後、原口もひと口。すると感動のあまり、ラッパのごとく高い声が飛び出した。小田井はそんな原口に「どっから声出てんねん(笑)」とツッコミを入れつつも、満足そうな表情で味わう原口を「マジうまそう…」とうらやんだように見つめるのだった。

小田井の鋭いツッコミ「うるさいな!」に原口大爆笑


腹を満たした小田井と原口は、小田井がどうしても行きたいという九州鉄道記念館を訪問する。ご存じのとおり、小田井は趣味で鉄道模型を集めている鉄道好きだ。そんな小田井は、実際に使われていた鉄道が展示されている九州鉄道記念館に大はしゃぎ。

進んで記念撮影用の顔ハメパネルに向かい、車掌のポーズをとり、うれしそうに笑う小田井。原口もそんな小田井を見て「わー!似合うな!ぴったり」と告げる。その後、2023年に国指定重要文化財へ指定された「キハ42055号気動車(キハ07形41号気動車)」の車内を見学することに。

昭和44年まで大分と熊本を結ぶ宮原線を走っていた車両に乗り込んだ2人は、「これすごいな…!」と大きな声を上げる。実際に使い込まれたつり革や荷物棚のレトロな雰囲気に、興奮したようすの小田井。「この時代の方が(今と比べて内装が)格好よかったんじゃないかなって」と慈しむように、車内を見渡していた。

その後も寝台列車にも横になるなど貴重な車両を隅々まで堪能した小田井と原口は、九州鉄道記念館内へ。九州の鉄道の歴史を学ぶことができる館内の奥を見やった原口。そこで「九州鉄道大パノラマ」を発見し、「やばい!奥に行ったら今日帰れんぞ、小田井さん」と大げさに心配する。

そんな原口に対し、小田井は「私の領域へようこそ」とあたかも自宅に招き入れるような言葉を放つ。九州鉄道大パノラマでは列車模型の運転体験もでき、小田井は「出発進行」と子どものようにはしゃぐ。小田井と原口は、終始楽しそうな声を上げていた。

続いて小田井が体験したのは、運転手シミュレーター。実際に使われていた車両を使った運転体験ができると聞いてさらにテンションの上がる小田井だったが、運転ダイヤが出たことで一転真剣な表情に。

いざシミュレーターで運転手体験を始める小田井だったが、後ろでは原口が「ダイヤを見ながら!次の駅には何分に着かなきゃいけないのか!小田井さん!」と投げ掛ける。すると「うるさいな!」と普段からは想像できない鋭いツッコミを入れるなど、原口やスタッフからは遊びらしからぬ真剣な小田井に驚きの笑いが。

ちなみに小田井の運転では、停車位置より少し手前に列車が到着。原口が「ちょっと手前すぎない?」と慎重すぎる小田井に対してツッコミを入れると、小田井もそんな自分が面白かったのか笑顔を見せた。