松村北斗、“理想の職場”はSixTONES「すみません。自慢しちゃって」

2024/02/01 20:37 配信

映画 会見

SixTONES・松村北斗※ザテレビジョン撮影

松村北斗(SixTONES)と上白石萌音が、2月1日に都内で開催された映画「夜明けのすべて」の同僚参加限定試写イベントに登場。メガホンをとった三宅唱監督と共に、“理想の職場”についてトークを行った。

朝ドラで夫婦役!映画は初共演でW主演


連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2021~2022年、NHK総合ほか)で夫婦役を務めた松村と上白石が映画初共演・W主演を果たす本作は、「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名小説を三宅監督が映画化。パニック障害があり無気力に毎日を過ごしている山添孝俊(松村)と、月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)が同僚として交流し、友達や恋人ではないけどお互い最高の理解者になっていくさまを描いた物語だ。

今回のイベントは作品にちなんで、職場やアルバイト先などの“同僚”同士で参加した観客限定で開催。それもあって、それぞれ“理想の職場”について聞かれると、松村は「この作品に出会う前からその答えみたいなものをいろんな取材で話していて…」と前置きし、「僕はSixTONESというグループをやっているんですけど、いい職場に当たったなという表現をしていて。ちょっとおちゃらけ過ぎているのかな、ふざけ過ぎているのかなとも思うんですけど、いつまでもやっていられるなというすごく安心感がある」と、所属するSixTONESの居心地の良さを自画自賛。

その上で「それだけでやっていていいという場所ではない、という緊張感から頑張ることもできるというか。何より自分を含めて6人がいる場所に行くのが楽しみ。僕はグループが理想の職場でしたね」と話し、「すみません。自慢しちゃって。グループは6人ぐらいがちょうどいいですよ」とグループ経験者ならではの答えを披露した。

それを受けて上白石は「いいなあ。グループ欲しいな」とうらやましそうに見つめ、「現場でもメンバーさんのお話とかされましたもんね。お好きなんだなっていうのが現場でも思いましたよ」と松村の“SixTONES愛”を証言し、三宅監督も「思いましたね」と同調していた。

松村北斗※ザテレビジョン撮影

上白石の理想は「『ありがとう』という言葉が飛び交う現場」


一方、上白石は「難しいですよね。その人にとっての理想でいいんでしょうけど…」と考えた後、「私が好きだった現場を思い返してみると、『ありがとう』という言葉がいっぱい飛び交う現場はいいなって。それこそ三宅組がそうだったんですよ。監督がいっぱい『ありがとう』を言う方で」と振り返る。

続けて「ずっと一緒に仕事をしていると、“やってもらって当たり前”みたいなのが生まれてくるんです。それは悪いことではないと思うんですけど、でも相手にしてもらったことに毎回『ありがとう』を言えるすてきな温度と距離の職場ってすごくいいのかなと思ったので、私もいっぱい『ありがとう』と言っていこうと思います」と、長年一緒に働いているとついついおろそかにしがちな感謝の言葉を大事にすることの大切さを伝えた。

映画「夜明けのすべて」は、2月9日(金)ロードショー。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)

上白石萌音※ザテレビジョン撮影