<ブギウギ>趣里“スズ子”の背中を押したのは…小雪“トミ”との対話に感動の声「この日を待ってた」

2024/02/05 09:56 配信

ドラマ レビュー

スズ子(趣里)を訪ねてきたトミ(小雪)が愛子を抱き上げる「ブギウギ」第87回より (C)NHK

趣里がヒロインを務める連続テレビ小説「ブギウギ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。2月5日放送の第87回は、愛助(水上恒司)の母・トミ(小雪)がスズ子(趣里)を訪ねる展開。2人の真心の対話に視聴者からも感動の声が上がり、SNSでは「トミさん」がトレンド入りした。(以下、ネタバレがあります)

愛助の死から3カ月、トミ突然の来訪


ブギウギ」は昭和の大スター・笠置シヅ子をモデルにしたオリジナル作品で、歌手・福来スズ子の波瀾(はらん)万丈の人生の物語。第19週「東京ブギウギ」では、シングルマザーとして娘・愛子を育て始めたスズ子の日々が描かれる。あの名曲「東京ブギウギ」もいよいよ登場する。

第87回では、トミの来訪が描かれた。

愛子の誕生、そして愛助の死から3カ月経ってのトミの来訪。これまで「結婚は認めない」と一点張りだったトミだけに、どんな話をされるのか…とスズ子は身構えぎみ。だが、トミはスズ子を気遣って三鷹の家まで足を運び、坂口(黒田有)たちを「母親いうんはあんたらなんぞよりよっぽど忙しいんや」と一喝し、スズ子に開口一番「つらかったやろ」と配慮の言葉を掛け…と、随所にスズ子に寄り添う意思を感じさせた。

「ワテは、間違てたんやろか」


「ワテは、間違(まちご)うてたんやろか」、力を合わせて同じ夢に向かって進む、そういう姿が「ええ夫婦、ええ家族や思うてましたし…それしか知りまへんのや」とぽつりぽつりと口にしたトミ。その言葉に、深い後悔がにじむ。続けて言った「この子(愛子)を引き取らせてもらえまへんやろか」も本心ではあろうが、スズ子がきっぱり「ワテが育てます」と即答すると、「そういうと思いましたわ」と、あっさり受け入れた。

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