蕨野友也「みんなでこの場所に立てて運命的ものを感じています」SKaRD隊員5人が舞台挨拶で生変身<ウルトラマンブレーザー THE MOVIE>

2024/02/08 15:03 配信

映画 会見

田口監督「SKaRD隊員の活躍と絆を見てもらうための作品に」


トークでは観終わったばかりのファンを前にそれぞれお気に入りのシーンを語り合った。隊員たちがジェットパックを身にまとい空を飛んでいるシーンや生身の格闘シーン、そして、印象的なセリフなどが次々あがり、キャスト陣の作品への思い入れも伺える会話に、会場のファンも共感の頷きを見せながら聞いていた。また、実はテレビシリーズ最終回と同時進行で、劇場版の撮影も一部行っていたという、初公開の撮影裏話も蕨野の口から明らかに。その他にも、カメラ裏でのキャスト達の仲良しエピソードも多数話題にあがった。

様々な裏話でトークが盛り上がる中、ここで、テレビシリーズのメイン監督に引き続き、劇場版でもメガホンをとった田口監督が登壇。「監督!!」という歓声も上がる中で迎えられ嬉しそうな表情を見せた。この日の上映を観客と同じ客席で見守ったという田口はその盛り上がりに感謝を伝え、「今回は、特にSKaRD隊員の活躍と絆を見てもらうための作品にしたかった」と作品に込めた思いを語った。

「この作品が初めての怪獣映画という方、子供たちにも楽しんでもらえるよう作りました」と気持ちを打ち明け、続けて「僕はあまりにも最終回らしい終わり方をすると寂しくなっちゃう“最終回恐怖症”なので(笑)」と会場の笑いを誘いながら「この作品はどこまでも続いていくような終わり方を意識しました!」と、この先の物語の未来も期待させる内容となっていることをアピールした。

きただにひろしの生歌にあわせて「SKaRD体操」を披露


様々なスピンオフコンテンツも制作された「ウルトラマンブレーザー」。この日は、そんな中でも話題となった「SKaRD体操」を登壇者全員で披露することに。体操の音楽で使用されたのは、テレビシリーズのオープニングを半年間飾った主題歌「僕らのスペクトラ」ということで、搗宮の合図に合わせて声を揃えた「ダニー!!」という会場からの掛け声に応え、主題歌を担当したきただにが登場。生歌で披露された「僕らのスペクトラ」に合わせて、監督、キャストが懸命に体操に取り組む姿に、観客も手をかかげたり、手拍子をしたりと、会場一体で大盛り上がりとなった。

劇場版でも主題歌を担当するきただには「この曲は、テレビシリーズのオープニング主題歌も手掛けたスタッフと、コーラスにはエンディングテーマを担当していたMindaRynさんが参加していて、ブレーザーに関わったみんなで作りました!」と、ウルトラマンブレーザーで繋がった絆で生み出された楽曲だということを明かし、会場からは温かい拍手が起こった。

その後、劇場版主題歌「星と獣」をファンのためにフルコーラスで初披露。割れんばかりの手拍子が鳴り響くなかでの大熱唱に、会場中が感動の渦に包まれた。