勘違いから生まれる“青春ラブコメディ“ コワモテ彼女のギャップに胸キュン「ゴッド・マンガすぎる」「これは尊い」との声

2024/02/16 09:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

『天鬼さんはコワモテです』が話題!画像提供/またろうさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、またろうさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「天鬼さんはコワモテです」だ。2月2日時点で2.8万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者のまたろうさんに制作の背景を伺った。

告白に呼び出したら全然違う子が現れた…!?

『天鬼さんはコワモテです』(1/25)画像提供/またろうさん


主人公の西川晴太は、クラスメイトの穂乃果ちゃんに勇気をふり絞って告白することを決意した。穂乃果ちゃんの机に手紙を入れて放課後に呼び出したが、そこに来たのは穂乃果ちゃんではなく同じクラスの天鬼恵美。

天鬼恵美は、中学の時喧嘩で問題を起こしたり他校に乗り込んで問題を起こしたりと悪い噂しか聞かない清太にとって怖い存在の子だ。「これさ、アンタの…?」と天鬼さんの手には晴太が書いた手紙があった。

穂乃果ちゃんの机と天鬼さんの机を間違えたことに気付いた晴太は焦って誤解を解こうとするが、「アンタさ、アタシのこと好きなん?」と問いつめてくる天鬼さん。上手く返事ができない晴太に対し、「アンタがホントにアタシのこと好きなんだったら…その…付き合ってあげても…いいけど?」とまさかの答えがくる。

そうして人生初めての彼女ができた晴太。見た目は怖い天鬼さんが予想外の言動をすることで、調子が狂ってしまう。『天鬼さんはコワモテです』は、そんな2人のラブコメディだ。


実際に漫画を読んだ人からは「これむちゃくちゃ良かった」「ゴッド・マンガすぎる」「はー、最高かよ」「これは尊い」「素晴らしい漫画と出会ってしまった」という感想があがっており、思わず胸きゅんする人が続出している。

今回は、漫画の作者・またろうさんに作品ができあがるまでの話を伺った。

胸キュンが止まらない! 作者・またろうの創作背景とこだわり

『天鬼さんはコワモテです』(6/25)画像提供/またろうさん


――「クラスで一番コワモテな女子と付き合うことになってしまった話」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

もともと自分は学生時代から、恋愛漫画や恋愛アニメを見ることが好きで、いつか読者の心を惹きつけるような、キュンとするような恋愛漫画を描きたいなと思ってました。 あと、自分が、三白眼とか、強面のキャラクターに魅力を感じていて、こういう子が恋愛漫画のヒロインとかだとギャップがあって描いてて面白そうだな・・・。4ページ漫画として1話描いてみるか・・・ という軽い気持ちで始めたのが今回の漫画でした。

――「クラスで一番コワモテな女子と付き合うことになってしまった話」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

コワモテながら、主人公の前でしか見せない多種多様な天鬼さんの表情に注目してもらいたいです!頑張って可愛く描いてますので!!

――今作が収録されている『天鬼さんはコワモテです』の中で、またろうさんが特にお気に入りのお話があれば、理由と共にお教えください。

話数で言うと15話の「まだ言えない」です。夜に天鬼さんと通話するだけの話なんですが、好きな子と、寝る前に通話するのって、思春期の子達にとってめちゃくちゃ特別な時間だと思うんですよ、 いつもより話が詰まったり、学校で話す時と声の聞こえ方が違ったり、いつもより少しだけ本音が言えたり、そんな特別なひとときを短いながらも表現できたかなって思って、自分としてはお気に入りの話です。

――またろうさんが漫画を描く上で大切にしていることがあればお教えください。

キャラクターの内面の描写にこだわって描いてます。 表では明るく接する子でも、心の中ではいろんな暗い感情が巡ってたり、見た目は怖くても、実はみんなと仲良くしたくて試行錯誤してたり、見た目や第一印象だけじゃなく、深く知れば知るほど「この子はこういう子だったのか」というのをしっかり表現できるようこだわって描いてます。

――またろうさんの今後の展望や目標をお教えください。

今回の反響を糧に、自分の漫画の技術をもっと上げて、いつしか自分の漫画を趣味の範囲だけじゃなく、商業雑誌の掲載を目標に努力していきます!そしてもっとたくさんの方に自分の漫画を知ってほしいです!

――最後にまたろうさんの作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします

皆様、いつも私の作品を読んでいただきありがとうございます、SNSやウェブサイトでの皆様の反応やコメント一つ一つが、漫画を描き続ける原動力となって、今日まで続けてこれました。 今回、初めて、自分の作品でここまでの反響をいただいて、正直まだ現実味がありません。 ここまでこれたのも皆様のおかげです!!これからもいろんな作品を生み出していきたいと思っていますので、今後とも何卒よろしくお願いします。