MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーなど映画・ドラマシリーズ問わず“アベンジャーズ”を生み出してきた。登場するヒーローたちの“強さ”だけでなく、そのキャラクターが持つ個性やドラマも大きな魅力の一つとなっており、中でも世界中のファンを魅了してきたのが、あらゆる名カップルたちが織りなすドラマ。今回は、2月14日の“バレンタイン”にちなみ、各作品に登場する“名カップル”を一挙紹介する。
天才的な頭脳を持つ実業家であり、自ら開発した最新鋭のパワードスーツを装着し“アイアンマン”として闘うトニー・スタークと、スタークの秘書として登場し、後に彼の会社のCEOを務めることになるペッパー・ポッツ。
スタークの無茶な行動や、CEOとしての責務に愛想を尽かすペッパーだったが、「アイアンマン2」(2010)で命を拾われ、恋仲に発展。その後のシリーズにおいても深い愛を育み続け、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)では結婚し、二人の間には長女も誕生する。
しかし、戦いの果て瀕死(ひんし)状態になってしまったスタークに、ペッパーは静かに寄り添い彼の最期を見届けることに。MCUを代表するカップルとして長年親しまれてきた二人が迎える結末に、大勢のファンが涙するとともに、“かっこいい最後”として世界中を魅了した。
二人の物語が楽しめる作品:「アイアンマン」「アイアンマン2」「アベンジャーズ」「アイアンマン3」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」
過去の実験中の事故により、極度の興奮や怒りを感じると凶暴な“ハルク”に変身してしまうブルース・バナーと、万能な戦闘スキルとタフな精神をそなえた元スパイのナターシャ・ロマノフ。
ハルクになると手を付けられない状態になってしまうが、普段は温厚で優しい性格のブルースに、ナターシャは徐々に引かれていき、自身の暗い過去を打ち明けると同時に「あなたと深い仲になるの、どこまでも」と想いを告白。
しかし、自分の体に負い目を感じているブルースはその気持ちに応えることができずなかった。ナターシャへの想いがありながらも、相手の幸せを願って自分の気持ちを犠牲にするブルースの恋は切ない。
二人の物語を楽しめる作品:「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)