「エターナルズ」(2021)で登場した、物質を自由に変換させる能力を持つ戦士でありながら人間としてひっそりと暮らすセルシと、自然史博物館で働くセルシの同僚デイン。登場時から恋人関係にあった二人は、誕生日を祝ったり同棲の話を進めたりと、どこにでもいるごく普通のカップルだった。
しかし、デインはセルシが数世紀にわたって人間を危険から守り続けてきた“エターナルズ”であること、そしてかつて愛し合っていた元恋人・イカリスの存在を知らなかった。あと7日間で滅亡する危機に陥った地球を救うため、“エターナルズ”として再び活動することになったセルシは、無事戦いを終えデインと再会。
だが、セルシは再び宇宙へと連れ去られてしまい二人はバラバラに。そんな中、デインもセルシには伝えていない重要な秘密を抱えていた。
二人の物語を楽しめる作品：「エターナルズ」
特殊な蜘蛛にかまれたことによってパワーを取得し、普段は普通の高校生として生活しつつ、時に“スパイダーマン”としてヒーロー活動をしているピーター・パーカーと、ちょっぴり変わり者なピーターのクラスメート・MJことミシェル・ジョーンズ。
最初こそギクシャクした関係だったが、互いに気持ちが芽生え始めてから、二人の間で描かれる高校生らしいうぶな恋模様に胸キュンする人が続出。「スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム」(2019)では、MJもピーターがスパイダーマンであることを知り、戦いを終えたピーターに駆け寄りキスを交わしカップルに。そして、このカップルを演じているのは、現実でも交際しているハリウッドスターのトム・ホランドとゼンデイヤだ。
二人の物語を楽しめる作品：「スパイダーマン：ホームカミング」「スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム」など
MCUには、上記で紹介した以外にも多種多様なカップルや、愛の物語が続々登場。極秘実験により小柄で病弱な体から正義に生きる伝説のソルジャーとなったキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)と、スティーブが70年という永い眠りにつく前に恋仲関係にあったペギー・カーターとの間で描かれる永遠の愛の物語は多くのMCUファンから愛されている。SNS上では「スティーブとペギーの恋物語がすごく好き。このカップル、永遠に推る」「スティーブとペギーの関係本当泣ける」との声が続出。
また、家族にも職にも見放された前科者だが、スーツを着ると身長1.5cmのヒーローになるアントマン(スコット・ラング)と、優秀な物理学者・ワスプ(ホープ・ヴァン・ダイン)のMCU一最小のカップルや、暗い過去を持った銀河一狂暴なアライグマ・ロケットと、そんなかつてのロケットの初めての友だちとして一筋の明るい兆しになったカワウソのライラの動物カップルなど、幅広いカップルも登場。
さらに、「エターナルズ」には、MCUのヒーローとしては初となるゲイのキャラクター・ファストスが登場。夫・ベンと息子のジャックと3人での平穏な暮らしが描かれるなど、多様な形でたくさんの愛が描かれている。
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