福田雄一氏が監督・脚本を務め、山崎賢人が主演する映画「斉木楠雄のΨ難」(10月21日公開)の“超シュール”な劇場幕間映像が解禁された。「勇者ヨシヒコ」シリーズなどでシュールな笑いを振りまいてきた奇才・福田氏渾身の面白映像に仕上がっている。
映画「斉木楠雄のΨ難」は、麻生周一氏による人気ギャグコメディ漫画が原作。生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る斉木楠雄(山崎)にワケありクラスメートたちがカラんで、文化祭が地球滅亡の危機へと発展する!? という、スケールの大きいギャグコメディ。
今回解禁されたのは、福田監督が特別に制作した3種類の劇場幕間映像。劇場ごとに内容が異なり、いずれも主演の山崎賢人演じる斉木楠雄がとんでもなくシュールに映画の告知をしている。
一つ目の映像は、体育館でバスケのシュートに取り組む斉木楠雄が、超能力者でありながら30秒間で1本もゴールに入らないというあまりに“残念”な姿を見せ、「ボールは入らなかったけど、お客さんは入ってほしいな。」とおもむろに告知するというもの。二つ目は、教室の教壇に立って告知をする斉木の前を大量のクラスメイトが行き来して、斉木の姿が見えない、というもの。そして三つ目は、もはや誰なのかわからないほど遠く離れた廊下の端から「だいぶ遠いですが、本物の山崎賢人です」と話す斉木楠雄(山崎)の姿を定点カメラで映し出した、“あまりに豪華すぎる無駄遣い!”な映像となっている。
福田監督の現場は、撮影の合間も作品と同じような面白さがあるという。ほとんどのキャストが福田監督の近くに集まり、談笑しているのだ。ザテレビジョンも、撮影現場に入り、福田監督と山崎らキャスト陣がテスト、本番、談笑を同じテンションで繰り返している姿を目撃していた。
そんな福田監督が、本編さながらのノリで制作したシュール映像。映画本編について「こんな顔してる山崎賢人を初めて見たな、というシーンが目白押しです(笑)」とザテレビジョンに語ってくれた福田監督だが、そんな山崎賢人が各地の映画館で映画「斉木楠雄のΨ難」を告知、場内を「斉木楠雄ワールド」に塗り替える。
※山「崎」は正しくは「立さき」
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